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俺は入り込んできた万事屋を押し込めて、彼女の方に向き直り
「うるせェな、分かってんだよ...まァ、そのアレだ、そういうことだ。...」
「わ、私も、そういう事です...その、これからよろしくお願いします..__」
こうして俺は10歳以上、年が離れた彼女と付き合うことになった。
それはなぜか総悟の耳や、他の奴等にも入り込み
「へぇー...16歳の娘とねェ、..土方さん、もしかしてアンタ、ロリコn__」
「ンな訳ねェだろーが、..つーかお前、話してないで早く仕事しろ」
そうは言うが、総悟は話を続けて
「でもアレですぜィ、...年下の相手に真っ先に手出すようなマネ、警察であろう土方さんはしやせんよね?一歩間違えば犯罪とも言えるんでね、ロリ方。」
「誰だそれ。..分かってる、彼女が大人になるまでちゃんと待つっての」
「待つって...ロリ方さん、もう今からやらしー事考えて__」
「うるせェな、いい加減早く仕事しろお前!!」
...彼女は16歳だ。4年...いや、2年程待てばいいだろ。それに別に俺は彼女に手を出そうだなんて思って__
「..十四郎さん、お待たせしました。浴衣..どうですかね、?」
それはそうと今日は彼女と夏祭りだ。..まァ、いつも綺麗だが浴衣姿の彼女はいちだんと俺や周りの目を引き付ける
「あぁ、いいんじゃねェか。...それじゃ、行くか__」
今日の彼女は浴衣のせいかなんだか色っぽい。自然と浴衣から見える白い肌に、赤く色付いた唇に目が__...って待て、いやそれはマズいだろ
「(なに意識してんだ、俺...!!)」
...2年待つだなんていったが、本当に俺は待てるのかと一瞬不安がよぎる
俺がそんなことを思ってるとも知らず、彼女は俺の隣でずっと楽しそうに笑顔を見せていた
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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時