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「だ、大丈夫か?
ちゃんと耳塞いだか?」


「あ、ぁぁ」



二人は今起きたことが
噓だというような顔で呆然としている



「・・あっ!
そういえばクチャに白石がいたんだった!」



直ぐにクチャに戻り中に入ると
白石が耳を塞いで吃驚した顔で私を見た


「な、なに!?今の音!
すっごい音したけど!」


「呪霊を祓った音だ
それよりも耳は大丈夫か?」


「え、うん」


白石の耳を見るが血は出ていない
良かった、鼓膜破れてなかった



夏油と合同任務の時
うっかり同じことをして鼓膜を破ってしまったことがある
あの時は凄く怒られたものだ





「ちょ、A!
置いてくな!!!」


「あ、ごめんごめん」



アシリパと杉本は互いに抱き合いながら
クチャに入ってきた



「まぁ非常事態ですぐに祓ったが
あれが呪い、呪霊だ



・・・信じてくれたか?」



そういうと
三人はウンウンと首を縦に振った



「三人は多分呪力の高い呪いは見える体質みたいだ
良く今まで見なかったな」


「視線は感じたことはあるが
それが呪いだなんて、思わなかった」

とアシリパ


「俺は監獄にいた時そういうの
少しだけ見たことあるが・・
怖くて見ないふりしてたな」

と白石


「ん〜、俺は別にそんな・・・」


と杉本
お前、鈍感なんだな



「まぁ私がいる限り呪いから守ってやるよ」


というと三人は
‘’A様〜‘’と抱き着いてくる

相当怖かったんだな





「じゃ、私の秘密は言ったから
三人の秘密を教えてほしいな」


「あぁ、そうだったな」


さっきまでとは打って変わり
白石は真剣な顔で話し始めた

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山猫(プロフ) - とても好きです面白いし最高です。 (2021年7月26日 17時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - お粥??さん» コメントありがとうございます。うまく文章が書けてるか心配ですがそう言っていただけて嬉しいです! (2020年12月17日 8時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
お粥??(プロフ) - とても面白いです!これからも無理をしない程度に頑張ってください (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cc28a00da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2020年12月16日 13時

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