加州清光の妹ちゃんは、ブラック本丸のお姫様なようです。 (ページ10)

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刀剣が7振りページ10

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『光忠さんと歌仙さんのご飯、

今日も美味しかった…♪』

私達の本丸は所謂ブラック本丸ですけれど、

ご飯はちゃんと食べているんですよ？

2代目の主様…あまり思い出したくないですが、

あの方がご飯は食べるべきだと仰っていたので

それからは皆でご飯を食べるようにしているんです。

2代目さんは私にだけご飯くれませんでしたけど…

光忠さんや、歌仙さんが私にご飯を3食運んできてくださっていたので

私もご飯を食べていました。

私はそれがとっても嬉しかったんです。

だから私も、新しい主様に3食ご飯を届けようと

しているんですけど…

『清光兄様！安定お兄様！そろそろ離してください！！』

清光「離したらどっか行っちゃうでしょ？！」

安定「そうだよ！！絶対離さないからね？！」

兄様達がくっついて離れてくれないので、

主様に朝餉を作れないのです！！

『もう！主様の朝餉が作れないではないですか！！』

ﾊﾟﾘｰﾝ

『…え？』

燭台切「Aちゃん…」

歌仙「主様って…何かな？」

『あ、え、えーと…お、お皿…割れちゃいましたね…あはは←』

まさかここでお2人が来るとは…！！

清光「あーちょっと！2人とも聞いて！！

Aったらもう審神者のこと主様って

呼んでんの！！！」

安定「しかもその審神者に朝餉届けようとしてるんだよ？！！

もう気が気じゃないでしょ？！！？！」

『全部言っちゃうんですね！！←』

光忠「ダメだよAちゃん！！！

きっとまた化けの皮かぶってるタイプだから！」

歌仙「それに台所になんて立って！！

危ないじゃないか！！！Aに刃物は危険すぎる！！」

『私刀剣の付喪神ですが？！』

燭台切「ダメだよ！だってAちゃんは、

可愛い"女の子"なんだから！！」

女の子…女の子…？

へぇ…

安定「あぁ～！！！違う！！違うよA！！！」

燭台切「あ…ご、ごめんね？！女の子、お、あ～！！←」

清光「女の子連発してどうすんの！！悪化するでしょ！！！」

女の子、ね…