光をくれたのはきみでした 【木兎光太郎】

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放課後。

なるべく、体育館側を通らず。
素早く、教室にでる。


あれから、そうしてる。


今日はコンビニでバイト。


ﾋﾟﾛﾋﾟﾛｰﾝ


「いらっしゃいませ〜」



今の時間的に今日は来ないかな。

その方がらくなんだよね。

来たら話さなきゃいけないから。
ここで、話さなかったらあからさまだし。



ﾋﾟﾛﾋﾟﾛｰﾝ



「いらっしゃいませ……」


光「おっ、いたいた！」


「久しぶりです」


光「最近、あわないもんな!!!」



私が会わないようにしてるからなんだけどね。

てか、木兎光太郎。すごいな。
人いない時に来る。狙ってんの？



「今日はどうしたんですか」


光「話に来た！」


「そうですか。それより、来るならなんか買ってくれませんか？」


光「そうだな!!!じゃあ、このフランクフルトくれ！」


「はい。100円です」


光「ワンコインだな!!」


「そうですね」


光「ここで、食っていいか!!?」


「あー。はい」


光「うまい!!!お腹空いてたんだよな〜」


「お腹空いてるなら帰ったらいんじゃないですか？」

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