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1話 ページ3

貴方side

いつも通り目を開けて


布団から出て


鏡を見ると


包帯だらけの体


やせ細った体


首から生える植物

気持ち悪い...


そしてドアノブに手をかけて



扉を開けると先ず聞こえてくるのは―――――――




「糞太宰ーーー!」



「チビマフィアー!」



...お兄ちゃん、中也さん



いつも通り喧嘩をしている


よく飽きないね...



まぁそんな事を気にせずに



階段を降りて




『おはよう、お兄ちゃん、中也さん』



太宰「おはよう!A」


中也「おはよう、A」



ボサボサ頭のお兄ちゃん


エプロン姿の中也さん



太宰「さぁご飯を食べよう、食べれるかい?」



『...食べてみる...』



私の大切な人がいなくなってから私は拒食症になってしまい



ご飯を口に含んでも吐いてしまう事が多い




そしてそんな私にわざわざ中也さんは食べやすいように


柔らかくしてくれたり色々工夫してくれている



ありがたいと同時に罪悪感がある



こんなに工夫してくれているのに吐いてしまう事が多い



『いただきます』



中也「おう、ゆっくり食えよ」




前から思ってたけど...



なんかお母さん感凄いんだよね




いつも通り美味しい...けど




いつもの吐き気が襲いかかる



『うっ...』



吐いたら...中也さんに悪い...



そういつも思っていると




お兄ちゃんは水や、吐く用のバケツを用意し




中也さんは背中を摩ってくれる



中也「無理すんな、吐いてもいい」




そして私はいつも通り吐く




4年前のようにまた美味しくご飯食べれるようになりたいよ






そして今日も栄養剤を飲む




太宰「じゃー私はそろそろ仕事に行くとするよ」




『行ってらっしゃいお兄ちゃん
あんまり国木田さんを困らせないでね』




分かってるよーと手を振り出かけるお兄ちゃん




そして



中也「学校の時間だ、着替えろ」




『はーい』




と私は階段を上り制服に着替え




包帯がよく見える嫌なスカートを履く






鏡を見るとよく見える首の植物





それを隠すようにマフラーを巻き


荷物を確認して、特に薬を確認して


鞄を持ち


下に降りる





『準備出来たよ』




そうするとお弁当を一応貰い




車に乗る





黒い服、マフィアの服の中也




横で前を見て運転する




中也は車とかバイクとか本当に似合うな...




いつものところ迄送ってもらい




あの長い坂を登り始める

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ゆき - うん! (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - ゆきさん» おー、良かったなー (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - スマホ!もらったよ!! (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - ゆきさん» んー (2019年6月29日 17時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - イアデビ!久しぶり! (2019年6月29日 16時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イアデビル | 作成日時:2019年5月9日 19時

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