【文スト】猫化した2

仲直りね ページ14

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空もすっかり暗くなり、無事に仲直りした私達は家に帰る事にした。






まさか太宰さんも同じ気持ちだったなんて信じられなくて、嬉しい反面、





早く人間に戻りたい。





そう思った。







少し前まで猫のままでいたいなんて思っていた自分が馬鹿のように思えて、少しおかしくなった。






「ねえ、Aちゃん。抱っこしていい?」






ちゃんと了解を取ってくれた太宰さんに一言ニャオと鳴いて返事をした。







もちろん帰り道は人通りが多い道を通るため、
『お願いします』という意味だ。






優しく抱き上げて

怖くないように足をちゃんと腕の上にのせてくれるあたり、紳士だと思う。





そのまま私は太宰さんに身を任せ、

ネオンに光り輝く夜の街を二人で帰って行った。







特に何も話さず








時々信号などで止まった時に目を合わせて微笑むくらい。








帰り際に見た夜の横浜(この街)はキラキラと輝いて見えた。










この時の私はまだ知らなかった。








まさかあんなことになるなんて。


＿＿＿ね。






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最近はちゃんと更新できでると思う。

なんかインスピレーションがね。
暴走中。

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