ハンター試験 ページ6
両親や高校の先生の猛反対を押し切り、ハンター試験に望む。
たしか、ここの定食屋さんだった。
『ステーキ定食、弱火でじっくり？かな』
「あいよー！奥の部屋どうぞ！」
大将がこっそり、
「可愛いお嬢ちゃん、頑張りな。これは餞別さ。」
と、ラムネの瓶を1本くれた。
『あ、ありがとうございます！』
「おうよ！」
奥の部屋に案内されると、ステーキ定食がおいてある。
ひとくち食べると、それはそれは美味しかった。
『ん〜♥』
どうやらこの部屋、エレベーターになってるらしい。
私が食べ終わる頃には、目的地に着いていた。
ビーンズさんにナンバープレートをもらう。300番だった。
「お嬢ちゃん！アンタルーキーかい？」
『はい！』
「俺はトンパってんだ。お互い頑張ろうな！」
ご丁寧にジュースを渡してくれた。
『はい！ありがとうございます！あとでいただきますね！』
「いいってことよ！分からないことがあったら聞いてくれ！俺はこの試験を35回も受けてるベテランさ！」
『わぁ！すごいですね！！！先輩だぁ！ぜひ頼らせてくださいね！』
ばいばいと手を振りながらにこにこと去ってみる。
周りの視線がいたかったから人気のない場所に行く。
ねっとりと嫌なオーラが漂う。
『能力者がいるのかぁ。怖いなぁ。』
逃げられないような、へばりついてくるようなオーラに嫌気がさして、牽制も含めて少し殺気を送ってみる。
『怒らせちゃったかなぁ。うぅん…私戦闘のこととか全然わからないし…誰なんだろう…怖いなぁ』
するとコツコツと足音が聞こえたので警戒をしてみる
「やぁ♥」
『！？』
「キミかい？ボクに殺気を送ったのは♣」
『ごめんなさい！私わからなくて…』
「キミ、使えるんだろう？」
『まぁ、はい。多少は…』
「ククク…予期せぬ収穫だ」
猛禽類のような眼からは舐めるような視線が送られる
怖い
逃げても死ぬ
逃げなくても死ぬ
どうすればいいんだろう
『な、なにかご用ですか…？』
震える声を絞り出す
「キミがボクを煽ったんだろう？♦」
『あ、あおっ…？そんなつもりは無いです。殺気を込めてしまったのは…すみません。あなたのオーラがちょっと怖くてやめて欲しくて…その…ほんとごめんなさい！』
「ククク…♥可愛いねェ♥初々しくて…食べちゃいたいよ」
またあの嫌なオーラだ
『その…やめてください…』
「ねェ、ボクとイイコトしないかい？♦」
『いいこと…？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 289人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
