検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:24,860 hit

猫が8匹 ページ10

入部(?)から数日が経ちマネの仕事にも少しずつ慣れ始める

犬岡こと犬くんと芝山こと芝くんはスタメンに入りど素人ロシアは基礎から練習になる

黒尾「犬岡レシーブ上手くなってきたな」

犬岡「あざーす!」

黒尾「いやー今年は優秀な1年が入ってきたなぁ」

『私の上で会話を…するな!』

私の頭の上に顎を乗せていたので思いっきりジャンプするとトサカは天国へ行った

夜久「よくやった」

『あい』

夜っくんに頭を撫でられ満足したのでボールを片ずける

芝山「亞九龍さん手伝うよ」

『芝くんありがと』

芝山「マネージャーを手伝うのなんて当たり前だよ」

リベロってかっこいい人しかなれないポジションなのかな?

猫又「集合ー」

片付けをしていると監督から集合の声がかかった

猫又「えーゴールデンウィークの予定だが宮城にて合宿をしようと思う」

宮城…さすがの距離に周りがざわめく

『はーい。ザワザワしない。お口チャック』

黒尾「(お口チャックって可愛いかよ)」

猫又「合宿の承諾書を配るので親御さんに渡すように

それと5日の日に因縁のライバル烏野との練習試合があるのでそのつもりで」

監督はニシシと笑いながら体育館から出ていく

私達も急いで片付けをして鍵を閉めて帰る

そうしようとしたのだが…

『あ、教室に課題忘れた!明日提出なのに…ちょっと取ってくる!』

芝山「待ってようか?」

『ううん、バスの時間とかあるし、それじゃ』

既に校門を出ていた私達、基本皆で帰っているのだが今日だけは先に帰っててと言って教室に戻る

暗い廊下を歩き教室を覗く。時間も時間なため誰もいなく机の中から課題のプリントを取りバックに入れる

『よかったぁ』

私は安心して一息ついていると廊下からヒタヒタと足音が聞こえた

夜の学校。誰もいるはずのない校舎。

私の心臓は恐怖で大パニック

『まさかねぇ』

頭の中ではある訳がないと分かっていても足音は徐々にこちらに向かってきている

『あはは、はは…』

「かくれんぼかくれんぼ。私が鬼ね。」

廊下から聞こえてくる声。正直言ってこわいです。すごく。

てか、かくれんぼ?待って隠れるって…

「かくれんぼかくれんぼ。私が鬼ね。」

声は徐々にこちらへ近づいてきて教室の前で止まる

『っ…』

「見つけた見つけた。あなたを見つけたぁ!」

声の主は教室のドアから顔を勢いよくだし私はあまりの恐怖に頭を抱えてしゃがみこむ

猫が9匹→←猫が7匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
114人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ライキ | 作成日時:2020年2月4日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。