そのトサカ殴ってもいいですか？【黒尾鉄朗】 (ページ17)

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猫が15匹ページ17

山本「＿＿で2日後にはウワサの烏野高校との決戦なワケだが我らが因縁の相手(らしい)烏野に女子マネージャーは居るか否か！！」

合宿所に着いた俺達は暇を持て余している

山本「俺は居ない方にハーゲンダッツ！！」

犬岡「えーっ俺は居た方が嬉しいから居る方で！」

芝山「僕もですっ」

山本の奴…ピアスちゃんがいながらまだあんなこと言ってんのかよ

ピアスちゃんになんの不満があるんだ！

山本「その時は覚悟しとけよ烏野ーッ」

黒尾「山本うるせえ！！」

俺は次の練習メニューを考えていると山本が研磨に話を振った

あまり興味を持たない研磨がちょっと楽しみと言ったのは俺でも驚いた

山本「ヤル気無し男の研磨が試合を楽しみにしているだとー！？」

黒尾「山本そんな元気ならテメーだけ練習増やしてやろうか」

山本「スっスンマセン…」

犬岡「そういえば夜久さんと海さんは？」

たしかにあいつらどこいったんだ？

研磨「…Aがお風呂入るからボディーガードしに行った」

研磨の一言でその場にいた皆が固まる

山本「風呂上がりのマネにら、ラッキースケベを…羨ましい！」

黒尾「そんなイベントに俺が参加してないだと…！ちょっと主将として俺もボディーガードに…」

夜久「お前の出る幕はない！」

そこにはドアの前で仁王立ちをする夜久と後ろに海とピアスちゃんがいた

『早くお風呂入って来なさいよ』

風呂上がりのピアスちゃん…

黒尾「ありがとうございます」

山本「う、美しい…」

とりあえず夜久と海に連れられ風呂に入る

黒尾「研磨ここで寝たら死ぬぞ」

孤爪「むり…眠い」

犬岡「研磨さん寝ちゃダメです！」

山本「ったくしょうがねぇな」

犬岡と山本は研磨を支え風呂から出て他の奴らも上がり俺も数分してから上がった

黒尾「え、何この羨ましい光景は」

部屋に戻るとピアスちゃんに膝枕されている研磨と芝山、肩によっかかる犬岡、背中に寄りかかる福永と山本

夜久「作品名猫だまり」

ネコだけにって年頃の女子が男に囲まれて寝ていいのかよ！全員寝ちゃって言い訳！？

海「起こすのも可哀想だし今日はそっとしとこうか」

黒尾「まったく2人ともちょっと後輩に甘くありませんか？」

俺はスマホを片手に写真を撮りまくる

ピアスちゃんの寝顔可愛すぎてつらい

夜久「お前もだわ」

海「皆後輩が可愛くて仕方ないんだよ」

海と夜久はみんなに布団をかけて俺はピアスちゃんの頭を撫でる

黒尾「また明日な」