猫が12匹 ページ14
灰羽「俺も宮城行きたいー!」
芝山「まあまあ、合宿はまだまだあるから」
ただいまお昼休みです。犬くんと芝くんとロシアと一緒に中庭でお昼を食べてまーす
『ロシアはレシーブまだまだなんだからちゃんと練習。犬くんを見習いな』
犬岡「リエーフ頑張れ!」
灰羽「辛抱!!」
ゴールデンウィーク合宿はスタメンしか行かないのでロシアはお留守番だが本人は納得していないようで
灰羽「Aだけずるい!」
ロシアはそう言って私が食べようとした卵焼きを食べた
『私の卵焼き!』
芝山「灰羽くん!今のはダメだよ!」
ロシアは芝くんに怒られ流石に反省したのか俺の卵焼きあげると言われロシアから卵焼きをもらった
『ん〜!美味しいっ』
甘くて美味しい!やっぱり卵焼きには砂糖だよねぇ
犬岡「俺のもあげる!」
芝山「僕のも!」
2人とも私のお弁当箱に卵焼きを入れる
犬くんのはだしと醤油でさっぱりしており芝くんはチーズが入っていてとろりとしていた
『あぁ…好き』
灰羽「(可愛い!)」
犬岡「可愛い!」
可愛いって…ちょっと照れちゃうな
合宿まで1週間_5日_3日と過ぎていき
当日、東京駅にて
『ガトーショコラワンホールください』
東京駅に来て何も買わないだなんて私には出来なくトサカの目を盗みケーキ屋でガトーショコラを買う
黒尾「勝手にケーキ買わないの!」
お目当てのケーキは買えたもののトサカに首根っこを掴まれ捕獲される
夜久「新幹線来ちまうから早くしろ!」
黒尾「まったくぅー幼児がつけるひもつけますよ!」
『…そのトサカ殴っていい?むしろ殴るよ』
怒る私に海くんは飴を食べさせなだめさせられ捕獲されたまま新幹線に乗る
座席は向かい合うようにして4人座れるので私は窓側に座る
向かい側は虎その隣は福ちゃんそして私の隣は
夜久「口の周りにチョコついてんぞ!」
お母さんです
『ありがとうお母さん』
夜久「誰がお母さんだ!」
と言いつつ口を拭いてくれる夜っくんはとても優しいです
山本「ワンホール…吐くなよ!」
最近になってやっと会話ができるようになった虎は甘いと言いながら私の心配をしてくれた
『吐くことはないので』
山本「なんでキメ顔!?」
そもそも新幹線ってあまり揺れないから吐くことは絶対にない
福永「……」
私がガトーショコラを頬張っていたら福ちゃんがカバンから何かを取りだした
夜久「そ、それは!」
福永「イチゴシローップ」
味変用のイチゴシロップでした
山本「甘×甘」
114人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ライキ | 作成日時:2020年2月4日 8時