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推し52 ページ19

「あるとすれば…完全な協調だが」



その言葉意味すること、つまりは必ずしもどちらかの組織がもう一方に下るか敗れるか



「それもあり得ない」

「その通り、ポートマフィアは面子と恩讐の組織、部下には面目をつぶされたものも多いからね…」

「私の部下も何度も殺されかけているが??」

「だが死んではいない…ポートマフィアとして恥ずべき限りだ…」

「では、こうするのはどうだ??



今ここですべての過去を清算する…!!」




福沢さんがそういって刀に手をかけた瞬間、黒蜥蜴の2人が飛びかかる




が、目にも見えぬ速さで武器を切られ、吹き飛ばされる





「…死ぬわ、これ」


そう思い私は手をかざして仮晶屏風を作り出し、己の身を守る



森さんにも攻撃を仕掛けるが、持ち前のメスで避け、瞬きのさなかに二人は互いの首に獲物を当てていた




「刀は捨てたはずでは?古剣士銀狼、福沢殿」

「メスで人を殺す不敬は相変わらずだな…森先生、相変わらずの幼女趣味か??」

「相変らず猫としゃべているので??」



なんだろう、コンビってみんな仲悪いのかな(白目)



すると目の前にはちらちらと雪が…



「細雪…そういえばそうだったなぁ…」



そうつぶやくとノイズと共に福沢さんの体がかすみ始める





「立体映像の異能か…楽しい会議でした、続きはいずれ戦場で」

「今夜探偵社はQの奪還に動く」

「それが?」

「今夜だけは邪魔をするな、お互いの為に」



森さんは背を向けたまま




「なぜ…」

「それが我々唯一の共通点だからだ、この町を愛している…この町に生き、町を守る組織として異国の異能力者に町を焼かせるわけにはゆかぬ」

「組合は強い、探偵社には勝てません…ということで太宰君?
幹部に戻る勧誘話はまだ生きてるからね」




にっこりと笑みを貼りつけて森さんは太宰さんに言う




「まさか…そもそも私をポートマフィアから追い出したのは…貴方でしょう?」

「君が自らの意志で辞めたのでは??」

「森さんは恐れたのでしょう??いつか私が首領の座を狙ってあなたの喉笛を搔き切るのでは…と、かつてあなたが先代にしたように」



顔は見えないが森さんは確かに笑った気がした




「鬼は他者の内にも鬼を見る、私もあなたと組むなど反対です」




彼は森さんに微笑み、私をちらりとみて、はっきりそう言った

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琥月(こづき)(プロフ) - ホウ酸さん» わぁお 真逆の同じ身長w (2020年5月27日 5時) (レス) id: 28a617331c (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 琥月(こづき)さん» あwちなみに私も同じですwww (2020年5月26日 6時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
琥月(こづき)(プロフ) - ホウ酸さん» そして主人公ちゃんと身長が同じです(笑) (2020年5月25日 21時) (レス) id: 28a617331c (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 琥月(こづき)さん» 愛を叫ばせてるだけです!!それは嬉しいですねありがとうございます!!!! (2020年5月25日 21時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
琥月(こづき)(プロフ) - ホウ酸さん» 主人公ちゃんのキャラ好きです! (2020年5月25日 21時) (レス) id: 28a617331c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホウ酸 | 作成日時:2020年5月19日 18時

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