#23 貴方side ページ23
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※またもや時系列ズレズレですが(しかも未来の話)、クリスマスのお話をどうぞ。
私たちが、24歳になった年のクリスマスの話をしよう。
その頃はもう、私と蛍くんは同棲をしていた。もちろん宮城で。
朝、寒さで目を覚ますと
目の前には、蛍くんの顔があって
『んふふ』
思わず零れる笑み。
蛍くん、かっこいいなぁ……
と、呑気に思っていると
私はあることを思い出す。
『12月25日…』
そう。
今日は、クリスマスだ。
そう分かった瞬間、私は蛍くんの肩を揺らした。
『蛍くん！クリスマスだよ！』
一瞬顔をしかめて、それからゆっくりと目を覚ました蛍くん。
「…眠い」
『起きてよー』
「Aがキスしたらね」
『この変態がっ！』
そう言うと、
「じゃあ寝る」
蛍くんはこう言った。
そして、私を抱き枕にして目を閉じた。
『んあああああ！ダメ！ダメだってば！！』
早く起きて、ケーキ買いに行かなきゃ！！！
再び私は、ゆさゆさと蛍くんの肩を揺らす。
でも、私は知っている。
こうなった蛍くんは、本当にキスしないと起きてくれないことを。
なんてこった。
仕方ないが、するしかないのか。
『…しょうがないなぁ』
私がそう言うと、蛍くんは目を覚ました。
「ん、早く」
『起きてるじゃん』
「いいから」
抱きしめる腕に力がこもって。
私は蛍くんに、触れるだけのキスをした。
「……足りないんだけど」
蛍くんは不満そうに言った。
『いーの！早く起きて！ケーキ買いに行こ！！』
「はいはい」
楽しいクリスマスに今年もなりそうな予感
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あいうえお - 本に手が届かない夢主ちゃん、定番だけどかわいい(*´˘`*)それをなんでもない顔(想像)で取ってあげるツッキーも何もかもが尊い....とっても面白いです！ (3月6日 1時) (
レス) @page16 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - てけてけさん» こんにちは。今回はコメントありがとうございます。訳あって別なアカウントから返信しておりますが、正真正銘、この作品を書いていたハルカです。この件につきましてはお知らせという形で作品を更新させて頂きました。今回のご指摘、本当にありがとうございました。 (2020年3月4日 10時) (レス) id: ceba397b5d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 飴ちゃんさん» こんにちは。今回はコメントありがとうございます。訳あって別なアカウントから返信しておりますが、正真正銘、この作品を書いていたハルカです。この件につきましてはお知らせという形で作品を更新させて頂きました。今回のご指摘、本当にありがとうございました。 (2020年3月4日 9時) (レス) id: ceba397b5d (このIDを非表示/違反報告)
てけてけ - 初コメ失礼します。数年前に発見して以来、何度もサイトを訪れてしまうほど、ハルカ様のファンです。さて、別の作者による本作品のパクリについてはご存知ですか？(厳密に申しますと、赤葦君オチの別の作品もパクられておりますが。) (2020年2月13日 0時) (レス) id: 86d6650740 (このIDを非表示/違反報告)
飴ちゃん - すっっっごいおもしろかったです！あの、１つ気づいたのですが、同じ題名で、似たお話がありましたが、大丈夫なのでしょうか…？(他の作者の作品っぽいです) (2019年11月5日 18時) (レス) id: 3e3ede44b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルカ | 作成日時：2016年11月1日 0時
