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「なんか今日の朝どこかで凄い貶された気がするんですけど」
「気のせいじゃない?神楽ちゃんご飯は〜?」
「自分でやれヨ年上だろ」
「そーゆーのよくないよ平等でしょ!」
出勤してきた新八が思い出したようにあんな事を言った。
だけど私にはなんの事やら
可哀想に、と頭を撫でればすぐに顔を真っ赤にする。
多分こういうところが銀ちゃんにからかわれる所なんだろうな
神楽ちゃんは反抗期なのか私のお茶碗にご飯をついでくれない。
反抗期な神楽ちゃんも可愛いけどお腹がすいてる今そんなことされたら死んじゃう
お腹がすいて動けない、いや動く気がない
最終兵器の銀ちゃんにオネダリしてみるけど朝あんなことしたからか無視される。
ちょっとかなしい
「いーもんね!別に!自分でご飯ついじゃうもん!」
今日も変わらずTKG
そろそろ卵のストックが突きそうだと新八が言っていた
近い未来TKGの卵がなくなって、かけれなくなって、ただのGになるかもしれない
これはよく起こる危機的状況では?
それよりもGって別の意味でも捉えられるからご飯って言おう。
そろそろ依頼主見つけてこないとやばいんじゃないかっていう焦りが生まれる。
多分これ絶対やばい
やっぱり私が5倍にしないと
そのためにはお金が必要
銀ちゃんはお金くれないし、新八や神楽にたかるのはさすがに引く
だったらやっぱり依頼主探した方が良い?
でもこのご時世困ってる人いる?
「楽に稼げる仕事…お金…万事屋辞めて楽なとこに…いやでもそうしたら宿がなくなる……」
「何をブツブツ言ってるんですか?」
「やっぱりサクッとお金が貰えるのってパパ活とか?」
「ブッッ!!!」
「え、銀ちゃんきたな…」
「Aちゃん出て行こうと考えてるアルカ?」
「うーん、最終的には?」
「えっ!?嘘ですよね?!」
「銀ちゃんは私が居なくても困んないんだって〜〜〜」
「困る困るズリネタがなくなったら
「やだキモイ今から引く線跨いだらケーサツ呼ぶから」
「乳もぎ取るぞゴルァ!」
『キャッ』なんてふざけた声を出して胸の前で手をクロス
これはガード、乳は死守する。
「あ、そだ、ご飯食べたら依頼探してくるね!」
「そんな猫みたいに…」
「あはは、猫だから見つかんないかもね〜」
それは困ると新八が言った。
うん、私も困っちゃうな
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作者名:くずもち | 作成日時:2020年3月3日 17時