らぶれたー ページ41
まふまふside
「これが…。僕の気持ちです。」
そう。僕なりのラブレター。
君には届きっこないってことはもう知ってるよ。
だけど、せめて思いだけは。
こうやって接点が出来たことへの感謝じゃない?
『…?』
どう言う事と首を傾げるAさん。
「僕はAさんの事が好きです。だけど、Aさんがそらるさん…彼方さんの事が好きなのであれば文句は言いません。嫌、言えません。だけど、友達としての"僕を忘れないで"ください。」
答えはだめに決まってる。
目に見えてるんだもん。
そらるさんと幸せそうに笑う君が。
だけど夢を見させて。
『こ、こちらこそよろしくお願いします…。』
へっ?
『私も、真冬さんと一緒に道を歩みたい。私なんかでよければ、お隣、いいですか?』
3年後____
『こう言わせてくれ。超最高なのさ。君と僕のウェディング。そう思うだろ?大切にするよ。』
「何?それでプロポーズして欲しかったの?」
『嫌、どちらかと言うと僕にとって君は墓場か、僕のベイビーにそっと触れてごらん触れるとマジはち切れそうさ☆絶対にしたいんだ…高ぶる…愛してる…が良い。』
「それは僕とうらたさんの黒歴史だから。」
『僕はおじいちゃん!君のに見つめられるだけでどうにかなってしまいそうだ!可愛い!愛してる!』
「もー!やめてぇ!」
照れながら言うあなたが大好きだよ。
そう思い君の頰にキスをした。
「うわぁ!なに?!」
黒いタキシード姿でしゃがみこむ君。
私はそんな君と目線を合わせて
『本当は唇にしたかったんだけど、まだフライングかなぁって。あっ、その代わり後でちゃんと返してね?』
「わっ、わかってる!」
『ぼく天使みてみたい!』
いつまで続くの〜?と聞いてくる君には手を引かれる。
「そろそろ時間だよ。」
「それでは誓いのキスを。」
「愛してる。」
『私も。』
ちゅっ
唇と唇が触れた。
その瞬間拍手が巻き起こる。
幸せになれよとか優しい声が聞こえる。
君の周りは優しい人だらけだね。
私の周りにも。
真冬の私を忘れないでの方ではなく、真実の愛の方の「ワスレナグサ」オルゴール版が流れている中、ふとさかたんが私達に言う。
「あれ思い出すなぁ!僕にとって君は墓場!」
「さかたん、ちょっともう流石にこの茶番はごちそうさま。」
「えぇ?!」
fin.
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ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - とてもよかったです!その後話が欲しい! (1月26日 17時) (レス) @page42 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
信玄餅(プロフ) - 完結おめでとう!次回作も楽しみにしてるね! (2020年1月1日 13時) (レス) id: 2ed8d22e35 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 完結おめでとう!!このお話大好きでいつも更新楽しみにさせてもらってました!!かりんちゃんすき// (2020年1月1日 10時) (レス) id: 1ae9e757ea (このIDを非表示/違反報告)
苺犬みきな@48fam(プロフ) - そんなおやじいるの(引)私は一回もないな〜 分かった!かりんがかわいすぎるからだ!! (2019年12月18日 20時) (レス) id: 623ab65241 (このIDを非表示/違反報告)
ラチェ@天かすっこ(プロフ) - かりん@みるくれーぷさん» 小声で歌えば問題ナッシングトゥーマッチオーマイゴッドファーザー降臨よいしょ〜! (2019年12月18日 19時) (レス) id: 8b37cc1312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりん@みるくれーぷ | 作者ホームページ:ありません
作成日時:2019年12月7日 14時