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立てば芍薬

座れば牡丹


歩く姿は百合の花


そんな言い回しがそぐわい過ぎた故なのか、

置かれた状況や立場を問わず、

老若男女に好かれてしまう運命に抗えない、

ただただ不憫な、とある"鬼狩り"の青年のお話。



「天女様、本日はお日柄も良く___」


『私は天女では有りません。加えて今日は曇り空ですよ。』



___今日も今日とて、




「天女様、お召し物の取り替えに参りました。」


『…………はあ、其処に置いて居て下さい。…とは云えど貴方、ずっと其処に居るおつもりで?少々着替え難いのですが……。』


「……お気になさらず。どうぞお着替えをなされてください。」




___彼を取り巻く忍達は、嵐の如く暴れ倒す。


そんな日常を描いた物語。









【誰が天女だコノヤロウ。】






開幕
執筆状態:連載中










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作者名:ゆづ。 | 作成日時:2024年1月18日 23時

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