検索窓
今日:5 hit、昨日:85 hit、合計:82,789 hit

4 猫と梟 ページ46

運動会の余韻を残しながら迎えた次の土曜日、梟谷との練習試合の為私たち音駒は梟谷へと出向いていた


相変わらず綺麗な校舎に二回目ともあって少し慣れたそこで体育館に着けば、知っている顔がそろっていた


会うのは夏休み以来だから約二ヶ月ぶりぐらいだろうか


すると赤葦くんと合った瞳


会わない間メールはしていたけれど、会うのはあの告白された日以来で一瞬どうしようかと目を逸らしそうになった


けれども赤葦くんが優しく笑ってくれたから私もそれを返して


大丈夫。いつも通りで



「A!!」



すると突然目の前に現れた木兎さん


今までの淡い雰囲気が嘘だったかのように今度は眩しい



『おはようございます。今日はよろしくお願いします』
「おう、よろしくな!それで、」



すると私の手を突然掴んで



「約束!」



ジッと私の目を見て言った木兎さんに、意味がわからず首を傾げた



『約束……?』
「そう、約束したろ!次会った時って!音駒で」



音駒の合同練習の時そんな約束したっけ……?


次会った時って


次、木兎さんと会ったら……



『あ、』
「思い出した?」
『あー……』



ずっと一緒にいるって約束。誰よりも木兎さんを優先するという謎の約束


あんなもの、とっくに忘れていると思ったのに



『そんなこともありましたね』
「今日、約束な?」



まさか本気でそう言ってるなんて、と思ったけど


約束は約束だ。木兎さんがそれで満足するのなら約束した私はそれを果たさなければならない



『わかりました。今日一日だけ』
「よしっ!」



するとガッツポーズをした木兎さんは、赤葦くんと喋るクロ先輩のところへ行ってしまった




・→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (99 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
395人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 黒尾鉄朗 , 音駒
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

成田(プロフ) - かおりさん» こんばんは!コメントありがとうございます!嬉しいです✨結構長かったと思うのですが一気に読んでくださったんですね!ありがとうございます!更新頑張りますので、また読んでくださると嬉しいです✨応援ありがとうございます!! (6月26日 23時) (レス) id: 44d50683fe (このIDを非表示/違反報告)
かおり - 最高すぎて三連休を使って一気読みしてしまいました🥹❤️続きが楽しみすぎて楽しみすぎて🥺更新大変かと思いますが応援してます☺️🫶 (6月26日 10時) (レス) @page42 id: c82b12eeb8 (このIDを非表示/違反報告)
成田(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるの嬉しいです✨更新できるだけ頑張ります✨ (2023年2月8日 15時) (レス) @page2 id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 好きすぎて更新が待ち遠しいです😍😍どのキャラもかわいい🎀 (2023年2月8日 0時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:成田 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。