しんどい日 ページ21
智洋side
「しんどいな…今濱ちゃん来てくれるからなっ」
A「こほっこほっ…はぁ…んっ…っ…」
昨日の夜、Aが救急車で運ばれてきた。
最近は落ち着いてたんやけど、発作がでてもうて…
久々の大きな発作で容態も不安定やから、ナースステーションから一番近い病室に入院。
ここならナースステーションで仕事してても様子見れるし、誰かしら側にいるからAも安心やろうし…
崇裕「A〜もう大丈夫やで、すぐ楽にしたるからな〜 …神ちゃん酸素あげて。あと、心電図も付けとこか。」
素早く処置を進める濱田先生。
発作を抑える点滴をして、酸素マスクの濃度を上げる。
あまり呼吸が上手くできんくて唇が紫になってもうた…
それなのに俺は声を掛けながら背中をさすってあげる事しかできん…
病気の子どもを助けたいって思ってこの仕事に就いたけど、自分の不甲斐なさをヒシヒシと感じる。
A「…はぁ…はぁ……っ……」
崇裕「よし…だいぶ落ち着いたな…A〜よう頑張ったな〜疲れたやろ？少しねんねしよな〜」
昨日の夜は苦しくて何度も起きてしまったみたい。
中間先生がずっとついてたんやけど、30分毎に起きてるって記録がついていた。
それやと中間先生も寝られへんかったやろうな。
さっきも外来落ち着いたら戻ってくるって言うてたけど、この調子やと夜も泊まりやろうな…
崇裕「疲れてるから寝れると思うねんけど、もし寝れんかったら睡眠薬出すから言うてな。」
智洋「はい、気をつけて見ておきます。」
崇裕「おぉ、淳太。おつかれさん。」
淳太「おぅ、濱ちゃんも神ちゃんもお疲れ様。」
「よかったら椅子どうぞ」
淳太「あぁ、ありがとう。でもすぐ戻らなあかんねん。」
A「…っ…はぁ…ぱ…ぱ……っ…」
淳太「A〜？パパここにおるで？少しねんねしたら〜？」
中間先生が手を握りながらお腹をトントンしたらあっという間に夢の中。
やっぱパパの存在は偉大やね。
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くまくま(プロフ) - 美紀さん» 美紀さま。嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）励みに引き続き頑張ります！ (2019年8月19日 18時) (
レス) id: ae7ce56ee3 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - WEST大好きで緑と青とピンク色寄りのオールジャス民です最高です (2019年8月19日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまくま | 作成日時：2019年8月15日 21時
