白情【宮侑】

8話 ページ8

それから2週間ぐらいして2人は付き合い始めた。




初めて話しかけたあの日から侑がいい感じにアタックして





「なあ…俺と付き合わん？」






「はい…」






いつものように2人でたわいもない話をしているときに侑が言った…









ーーーーー




「今日もあのポンコツミスりよった」



「………」




「ほんまに邪魔でしゃあないわ」




始まった





私達はいつも一緒に帰っている





最初はとても楽しみで1人で図書室で勉強したり本を読んでいるときはドキドキやワクワクが止まらなくて早く時間がたてばいいのにって思ってた




けど今は違う




「え、もう…」



図書室に飾ってある時計を見てドッドッと嫌な緊張感が出る




それと同時に




「っ__ ！ 早く行かなきゃ」




時間に追われる









侑に怒られるから…。

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