はじまり2 ページ4
待ちに待ったオードブル、お寿司が届いた。
その時の盛り上がりはライブ会場かってぐらい。
「じゃあ、親は飲み会するから、何かあったら連絡しなさい。みんな泊まってもいいけど明日9時には片付けてね。じゃ、ばいばい」
鈴木のお父さん、要するにここの神主さんが飲み会に行ってしまった。
そして、鈴木がとんでもないことを言い出す。
「なぁ、俺ん家に酎ハイ結構あるんだよね。みんな飲まない？」
「おい、マジかよ」
「いいじゃん！飲んでみたーい」
「でもさー」
様々な反応があったが、とりあえず持ってきて飲みたい人だけ飲むということになった。
とりあえず3%と書かれたホワイトソーダの缶を鈴木が飲んだ。
「どう？美味しい？」
「酔っちゃう？」
1番最初に飲んだ鈴木にみんな興味深々。
「うまい。でもちょっと苦いかも？そんなすぐは酔わねーわ」
と笑っていた。
そこからはみんな1口だけ、とか言いながら殆どの人が飲んだと思う。
もちろんAも飲んだ。
『んー、意外と美味しいかも！ほとんどジュースじゃん』
「本当に？私ジュースの方が好きだわー」
麗香はそう言って缶をAに押し付けた。
そこからは食べて、話して飲んで、出し物をしたりと盛り上がっていた。ちらほらと帰る人も出始めた9時頃。
まだ残っているのは12人。
お酒を飲み続けた組はだいぶ酔いが回っていた。
麗華は飲んでいないから酔った人達を笑っていた。
冷静な判断をしないまま、境内探索になり、入口から本殿の中、倉庫とくるくる歩きまわっていた。
そこで見つけた如何にも何かありそうな箱。
ふざけて開けると紙に巻かれた何か。
「うーわ、絶対やばいじゃん」
「こーゆうの好きだわー」
「じゃあさ、これの紙とる人を決めようぜー」
「いいね！じゃんけんでよくね？」
12人のじゃんけん大会が始まり、負け通した女の子。
「えー！怖っ！」
そう言いつつも、お酒の効果もあって如何にもな雰囲気の何かを躊躇せずに手に取る。
するするっと紙を剥がし、出てきたのは…。
「何これ？」
全員で覗き込む。
「わかんね」
「指じゃね？」
「ぽいぽい！」
「いや、やばいでしょ」
そう言いつつも雰囲気もあって全く気にせずその辺に転がして置いた。
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Pistachio(プロフ) - スイさん» そう言っていただけて嬉しいです！まだ完結はしてませんが、考えてはいます。最後に繋がるまでのストーリーがうまく書けてないので今は更新していません。元々不定期更新なのでゆっくりお待ちしていただけるなら今後もよろしくお願いします^ - ^ (2022年2月14日 22時) (
レス) id: 6c8efbea45 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 面白い！神か！？、、ちなみにこれオチはありますか！？ (2022年2月14日 10時) (レス) id: b9ea5c2d78 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - リィさん» 未成年への配慮で…消えました…。一応フラグバージョンはあるので成人済みであればそちらから見ることができますよ！面白いって言っていただけると嬉しいです！長いのでゆっくり楽しんでください^ ^ (2021年11月1日 3時) (レス) id: d2ebfc00a6 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - クリスマスの宿儺とのせっっっの話が消えている…だとっっっ？！結構好きだったんだけどなぁ…あっどうも、一回読むのやめて関連みたいなとこで出てきたからまた読み始めた者です((長い やっぱおもしろいっすね！大好きです！！！ (2021年10月30日 5時) (レス) id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - mooさん» たぶん宿儺様の気分次第ですが、そこが良いですよね！ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 7f5c1d3d47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pistachio | 作成日時：2020年11月30日 22時
