【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。#6

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A「早い話、自分の1番高いところが、
　
　 ボールの落下地点と重なればいいんだよ」

日向「ほう…！」


日向がキラキラした目でAをみる。


A「ボールが来るその瞬間にだけ、手に力入れるんだ」



日向「ほおおお！」



A「でもやりすぎたらブロックズレるからダメ。

　 レシーブの邪魔になるからね」


日向「ほう！ほう！」




…この子はほんとに分かってるんだろうか。



黒尾がAの赤くなった手を握った。



黒尾「まだ痛いか？」

赤葦「木兎さんごめんなさいは？」


木兎「ゴメンナサイ…」



赤葦、木兎もAの周りに集まった。



A「あっ、いや私が思いっきりでいいって言ったんで！」


赤葦「だからって女子相手に本気で打ちますか」

木兎「ゴメンナサイ…」



赤葦に怒られてしょげ、となる木兎を見て、

思わず笑いがこみあげそうになるのを必死に堪える。



A「もう大丈夫そー」

黒尾「ったく、無理すっから！」



ごめんなさーいと笑って言うと、

木兎達もつられて笑った。



日向「ぼぼぼぼ木兎さん！！！

　 もう一本！もう一本お願いします！！！」


木兎「ヘイヘイヘイ日向行くぜーっ！」





再び、スパイク練が始まる。



ボール出しをしようと立ち上がったら。






「おー、やってんな」







…どこか聞き覚えのある声がして。







木兎「あ！夏樹さんチワーッス！！」






……まって、









夏樹「おー！木兎久しぶりだなー！」









……ねぇ、









A「……なん、で」

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