【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。#6

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菅原『Aは…その中の誰かのこと、好き？』



スガさんがあまりにも逼迫して聞いてくるもんだから。




悟ってしまった。





この人は、私のことが"好き"なのだと。





あの日スガさんと遊んだ時に感じた、






"もしかして"







が、確信に変わった瞬間だった。








だから、逃げた。





分かってる。






私はさっき、最低なことをした。






スガさんの気持ちを、分かってるのに逃げた。






そんなことずーっと考えてたら、

頭が痛くて、体がぼーっとして、


あー私熱あるな、って思ってたら

案の定、6限の体育で倒れて運ばれた。



意識ははっきりしてて、体が重いだけ。



部活は休むと連絡を入れて、

たまたま部活が休みだった須藤に連れられて帰った。



家について、さっとシャワーを浴びて、

ベッドに思いっきりダイブして、


明かりのついていない天井を見つめる。



最近、熱出すこと多いなぁ。





知恵熱かな、考えすぎなのかな。





もやもやして、考えて、

ぐるぐるして、考えて、




けど結局、この件に関しては、


あの人のあの言葉が元凶だってことに変わりはなさそう。




_________…はっきり、させよう。






あなたなら、恋愛の"好き"を知っているんでしょう？







ベッド脇に置いてあった携帯を手に取って、電話をかける。









発信先は、《国見英》、

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