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A「あんたはもう…」
宮侑「なに？」
何事もなかったかのように接してくるから、ムカつく。
___________こっちの気も、知らないで。
いくら従兄弟でも、宮城と兵庫じゃ、
会えるのは1年に2度、お盆と正月くらいだ。
もちろん小さい頃は一緒にプールに行ったり、
一緒に寝たり、一緒にお風呂に入ったこともあるし、
仲良かったし、よく遊んだし、大好きだったし、
だけど、
会うたび会うたび、
筋肉がついていって、背が伸びて、声が低くなって、
_________"男の人"になっていく侑と治が、
A「あ、ちょっと侑のアイス冷蔵庫にあるのに」
侑がAの食べかけのアイスを奪って、
自分の口に入れた。
宮侑「コレがいい」
___________なんだか少し、怖くて。
治がくぁ、と欠伸をした。
宮治「俺もう寝よっかな」
A「あ、そっちの部屋のベッド使っていいよ。」
自分の部屋の隣、先ほど布団を一式敷いた、
客間を指差した。
A「布団も下に引いてるから、侑と治早いもん勝ちね」
宮治「よっしゃ、ほな俺ベッドな」
おやすみー、と言って治が部屋に入った。
真っ先にベッドがいいって言って、
喧嘩しそうな侑がなにも言わない。
A「侑はねないの？」
侑の顔を見上げると、
宮侑「ｽｰ…」
規則正しい寝息を立てて、
侑の頭がゆれている。
A「治ー、侑寝ちゃったから連れてってー」
客間から返事はない。
A「…寝るのはや、」
侑の手に握られているアイスの棒を捨てて、
ソファに横にならせて毛布をかけてやった。
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あづ - クロのセリフで「酸素を回せ」が抜けていると思います。急にすみません。 (2019年12月13日 23時) (
レス) id: a7b80352aa (このIDを非表示/違反報告)
みさお - 続編！まってました！！！スガさんすき！ (2019年11月10日 11時) (レス) id: c0cfdfe5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカシ | 作成日時：2019年11月10日 11時
