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それから、公園で一緒にバレーをするようになって。
程なくして研ちゃんを紹介されて。
3人でバレーするようになって、
私が通ってたクラブチームに、2人を引き入れて。
そこから小学校6年間、ずーーっと一緒。
鉄ちゃんは１つ年上だったから、
先に中学校にあがって、後を追うように、
私と研ちゃんも同じ中学に通うはずだったんだ。
___________アレが、起こるまでは。
___________
A「なっつかしいよね、ほんと」
思い出話に花がさく。
互いの知らない5年間を、埋め合わせるように。
互いが過ごした、約10年間を、思い出すように。
黒尾〈A、今もイルカ持ってたんだな〉
ふと、黒尾が思い出すように言った。
A「あぁ、ピンクの？」
___________
それは昔、Aが小学4年生だった頃。
黒尾の両親が弧爪とAも一緒に、
水族館に連れて行ってくれる…
はずだったのだが、
Aが熱を出し急遽行けなくなったのだ。
その晩、黒尾がAの家まで来て、
黒尾『A!これやる！』
ずいっと紙袋を差し出してきた。
紙袋の中身を覗くと、中には可愛らしい
ピンクのイルカのキーホルダー。
黒尾『お小遣い貯めて買った！俺とお揃いな！』
得意げな顔で、青色のイルカのキーホルダーを
見せてくる黒尾。
A『…500円』
Aが、キーホルダーについていた値札をボソッと読む。
黒尾『あっ！外すの忘れてた！』
たったそれだけの、本当にくだらないことなのに、
意味わからないくらい、2人で笑い転げたのを覚えている。
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あづ - クロのセリフで「酸素を回せ」が抜けていると思います。急にすみません。 (2019年12月13日 23時) (
レス) id: a7b80352aa (このIDを非表示/違反報告)
みさお - 続編！まってました！！！スガさんすき！ (2019年11月10日 11時) (レス) id: c0cfdfe5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカシ | 作成日時：2019年11月10日 11時
