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ab「俺あの時のこと思い出したくない」
sk「えーもう笑い話にできるでしょー」
kj「そっちは何があったん?」
ab「……俺が佐久間を殺しかけた」
nb「はあ!?」
iw「相手誰?」
ab「ν。あいつが俺を操ったの」
sk「あの時マジで死ぬかと思った、超痛かったもん。今でも覚えてる」
ab「もうやめてマジでごめんって」
sk「にゃはは、大丈夫だってば。俺生きてるし」
どんどん小さくなる阿部ちゃんとけらけら笑う佐久間。
『master』が『guardian』を殺すって……『master』だった身からするとそれは笑い話には出来ないぞ、佐久間。
iw「それをいうと俺だってふっか殺しかけた」
sk「え!? マジで!?」
kj「なんで?」
fk「違う、照は悪くない。俺が照を庇って死にかけた」
dt「『guardian』からしたら対して意味変わんないよ」
fk「だって、照殺されたくなかったんだもん」
iw「お前マジで馬鹿」
照に睨まれるけど気にしない。俺後悔してないから、あの時の行動。
dt「俺も翔太にとんでもないことさせたね」
iw「お前は何したんだよ」
nb「舘さんの剣で戦った。なんだっけ……あ、αと」
mg「マジで言ってんの」
sk「翔太が戦うとか弱いどころじゃねえじゃん」
dt「案の定ボロクソにやられてた」
nb「俺だって涼太を守りたかったんだよ」
fk「あー気持ちわかるー」
nb「いつも見てるだけだったから、涼太がやられて黙ってられなくなって」
dt「黙ってていいんだよ」
iw「ほんとだよ」
照がまた睨んでくるから変顔してやる。
しょうもない戦いを繰り広げていると、阿部ちゃんがぽつりと呟いた。
ab「俺たち全員やばい状況だったのに……ラウールは見てるだけだったってことか」
mg「……だから泣いてたのか、あの時」
そうか、あの時のラウールは何も出来ない自分に泣いてたのか。
……ひょっとしたら、俺たちを助けられたことに泣いたのかもしれない。
nb「……そういえばラウールまだかよ」
dt「そろそろ来ると思うけど……」
ドアが開く音がした。噂をすれば学校帰りのラウールが現れた。
ru「あ、みんないる! ごめんね、お待たせしました」
dt「全然待ってないよ」
これでやっと全員揃った。あの時の話はもうやめよう。
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You∞(プロフ) - はじめまして。eighter兼スノ担です。パッチって10年も経ってたんですね…びっくりです。個人的にはマック大好きです。ラスボスな5人のギリシャ文字に気づいて、にやにやしてました(笑)素敵なお話を、ありがとうございました。 (2020年11月30日 18時) (
レス) id: ef0b5894b5 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - はじめまして。とても素敵なお話ありがとうございます！気がついたら泣きながら読んでました笑 文章も読みやすく、少年漫画のように熱くて一気に読んでしまいました(*^^*)これからも応援しております (2020年11月7日 1時) (レス) id: 22c1ddb176 (このIDを非表示/違反報告)
光音(プロフ) - はじめまして。お話読ませていただきました！実は私JUMP担なんですがお話の良さにSnowManにハマってしまいそうです笑 スノ担の友達にも紹介します！これからも頑張ってください！！ (2020年6月23日 18時) (レス) id: 99d6b0d09d (このIDを非表示/違反報告)
ハンナ(プロフ) - シリーズ一気読みしました！お話の終い方がとても綺麗で感動しました。余談ですが∞も担当してるので他担の方にもパッチが刺さっていて嬉しいです！ (2020年6月15日 16時) (レス) id: 0f3798d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
めい - 次の作品も、更新頑張ってください!!応援してます^^ (2020年6月5日 22時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年3月30日 12時
