h×h 歳を重ねる夢主とビスケ ページ20
夢主とビスケは同じ心源流拳法の流派。
同い年で同じ頃に習う。
夢主は平々凡々。才能があるビスケを尊敬しつつも、少し劣等感を感じていた。最初は接点がなかった2人だが、ビスケが夜遅くまで修行をしていた夢主を見かける。
｢あんたまだやってたの｣
｢あ、うん｣
｢私、才能ないから。人の2倍3倍やらないとダメなの｣
｢バカね｣｢へ？｣
｢バカだっていってんの、休まないと力になるものもならないわよ｣
｢で、でも｣｢でもじゃない｣
｢わ私、A｣
｢知ってる｣
｢え！知ってたの？！私の名前なんか｣
｢あたしのことなんだと思ってるのよ｣
｢ごめん｣｢Aはもっと自分に自信持ちなさい｣
｢ご、ごめん｣｢あーもう！謝んないの！｣
｢ビスケはすごいね。私は成長してる気がしないよ｣
｢何言ってんのよ。あんたも頑張ってるじゃないの｣
｢追いつくのに必死なだけだよ。はは｣
｢なんで心源流習おうと思ったの？｣
｢夢があるから｣
｢いいなビスケ。私も筋肉欲しい｣
｢同じトレーニングしてるのにな｣
｢あたしはこの身体が嫌い｣
｢え？かっこいいと思うよ？｣｢あたしは嫌なの｣
卒業したふたりは疎遠になり、数十年後たまたま再開する
｢Aじゃない！｣｢え？｣
｢久しぶりA｣
｢え、あのお嬢ちゃん？どうして｣
｢あたしだわさ！ビスケ！｣
｢え！え！えー！！ビスケ！？うそ！｣
｢強さもそうだけど、あたしは若さを求めた｣
｢老いていく自分が嫌でね、肉体を維持するためにもいつまでも綺麗でいたかったのさ｣
｢私も強くなりたかったよ｣｢でもそれに限界を感じたの。歳をとるたびにそれが顕著になっていった｣
｢そうして過ごしていくうちにね、シワができて自然に歳をとる私が見たくなったの｣
｢あたしとは真逆だわね｣
｢そうだねはは｣｢私とビスケは何もかも反対だったね｣
｢ビスケはちっとも変わってない｣
｢あたしはAが綺麗なままで安心した｣
｢え、全然だよもうおばさん｣
｢そういうことじゃないわさ｣
｢あんたは若いときのままだよ。心がとっても綺麗な10代のAだよ｣
｢そういや弟子はとったりしたの？｣
｢いや、してないよ｣
｢もったいないわさ！｣
｢ビスケはスパルタそうだね｣
｢夜中まで修行やってたあんたの方が、よっぽど鬼軍曹の素質はありそうだけど｣
｢そんなあ！｣
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マニ。(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます。💦、こちらこそこれからも仲良くしてくれると嬉しいです、しつこい可能性もありますが宜しくお願い致します、おかか様！ (10月13日 7時) (
レス) id: 8636883e28 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - 魚。さん» ボードの通知見逃してました;;全然失礼じゃないです^^こちらこそお話できて嬉しいです¨̮♡ (9月30日 11時) (レス) id: 9b9f4760f3 (このIDを非表示/違反報告)
魚。(プロフ) - 面白いです！とてつもなく驚きです！、これからも頑張ってください！後、わたし、マニ。さんの妹でボードの返事の方とかは更新した時とか返せる時とかに返事とかでいいので、返事も待ってます、失礼で申し訳ないです。💦 (9月29日 7時) (レス) id: ab2d1229c0 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます！あのこちらの方にも返信送りました。コレからも頑張ってください！ボードの返事待ってます！💦 (9月25日 7時) (レス) id: ab2d1229c0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - つぶあんこさん» こんにちは、ありがとうございます。ボードを使ったことがないので不慣れですがもちろんおーけーです！お話しましょう〜 (9月24日 21時) (レス) id: 9b9f4760f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2022年11月26日 22時
