【カゲプロ】もう、笑えるよ…【カノ】

67話＊意味深な行動 ページ21

「あれ？マリーとモモは？」


キドの部屋に行ってからもう一時間も立っていて、

気がつくとリビングにはセトとシンタローとカノしかいなかった。


セ「２人ならマリーの部屋っす！」


セトはそんな私に気づき、ソファに座っていた体ごと私の方へ向けてそう言った。


「そうなんだ……」


私はポリポリと頬をかきながら、何となく立ったまま周りを見渡していると、セトがちょいちょいと手を動かした。

なんだかこっちにこいと言っているようだったので、私は不思議に思いながらセトの方に近づいた。


途端、腕を勢いよく引っ張られ、セトに覆い被さる形になってしまった。

「わぁっっ！」


セ「Aー！！」


セトはそのまま、私のお腹あたりに顔をスリスリと擦り付けてきた。


ちょ、どうしたセトっ
く、くすぐったい……！


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