犬系女子と飼い主系男子【梵天】

朝ごはん ページ35

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トントントン。



お味噌汁を作っています。



が、サイドにべったりとでかい男3人に挟まれてます。



邪魔です。







三途「A、何作んの」


『お味噌汁』


蘭「うわ、嫁にするわ」


竜胆「じゃー俺Aの子どもになる」


蘭「何それ、Aがママってこと？萌えんね」


竜胆「だろ？独り占めし放題」


『ちょ、はるち煙草くさい』


三途「あ"あ？
何で俺だけなんだよコイツも吸ってんだろが」


『蘭ちゃんはいい匂いだから』


三途「喧嘩売ってんのか？

ゴチャゴチャ言ってっとキスすんぞコラ」


『…………』


三途「ゴチャゴチャ言えよキスしてぇんだから」


蘭「俺はさっきしたけどね」


三途・竜胆「「は？」」


『えっと、蘭ちゃん！？』


万次郎「おい」






地を這うような低い声に、
一瞬でその場が静まり返った。




恐る恐る振り返れば、上半身裸の万次郎が立っている。




無表情なのに、
背後から鬼が顔を覗かせてるのが見える。






万次郎「そこ並べ。

Aに触ったヤツの骨一本ずつ折ってくから」


三途「落ち着けマイキー。俺は仕事してくる」


蘭「逃げんぞー竜胆」


竜胆「はいよ」


『ええ！置いてかないで！！』







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