音駒の女マネは元サッカー日本代表。【ハイキュー×イナオリ】

夜道 ページ26

つゆりside



梟谷の部活を一通り見学した後、私は片づけを手伝い、
永世に戻ることにした。



『じゃーねあかーし君！楽しかった、ありがとう！』



「…つゆり」



『ん？』



「送ってくよ」



『…え！？いやいやいや、悪いよ』



「もう夜だぞ？女子が一人で夜道を歩いていくのは危ないよ」



『いや、でもさ』



「送る」



そんなまっすぐ見つめないでよ…



私は折れた。



『……ありがと』



「ん」



街灯に照らされた道を歩く。



頬にあたる風が、生温かい。



『いつもいつもありがとね、ホント。
なんか私、あかーし君に頼ってばっかだな』



「別にいいよ、嫌じゃないから」



『まあ私さ、I like あかーし 的な？感じだから、体があかーし君に頼ってくというかさ、何というか…』



「…へぇ」



そういうと、あかーし君は不敵な笑みを浮かべた。







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「loveにはしてくれないんだ？」

また今度→←梟谷にて

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