ごめんなさい ページ23
朝目を覚ますと、少しドアが開いていた。
……隙間から何人か覗いていたので閉めたが。
「……朝からシスコンデスネ…」
着替えをすませて、顔を洗いに下へおりる。
…あとをつけられている気がするので、洗面所のドアを閉めた。
顔を洗いおわり、リビングへ。
そこには、ソワソワと座っている兄達。
……主に真冬にぃと瑠璃。
皆はご飯のときに座る椅子に座っていたため、
なんとなくテレビの向かい側においてあるソファーに座った。
そのとき、真冬にぃが絶望的な表情を浮かべたのがわかった。
いや、あの、確かに今私は無表情ですけど距離を置こうと思った訳じゃないんです。
なんだか兄達の視線が気になって落ち着かないので、キッチンで珈琲を淹れにいく。
兄の近くを通る際に、深い溜め息を吐いてしまった。
なんで素直になれないのかなぁ…
そう思ったとき、つい溜め息がでてしまったのだ。
キッチンで珈琲を飲み干し、またソファーに戻る。
……どうしよう。
謝るタイミングが掴めない。
……時間がたつにつれて、兄達の顔がやつれていく。
…司にぃはどんどん怖い顔になっている気がする。
今謝った方がやっぱりいいよね。
兄達の近くに行き、頭を下げる。
「………昨日は…その……ごめんなさい」
すると、ガタッという音が聞こえた。
…多分、椅子から立ち上がったときの音。
「…違うの…っ！！
僕達の方が、いけなかったの。
……ごめんね…？」
真冬にぃにぎゅっとされた。
真冬にぃは、子供みたいに泣いていて、
悪いことをしたな…と改めて反省した。
「……俺達がうるさくしたのがいけないからな…ごめん」
彼方にぃも、小さく謝る。
翔太にぃと瑠璃は、土下座をしそうな勢いで謝った。
…司にぃは、
「…反抗期が短くて良かったよ。」
と、爽やかな笑顔で私に言った。
……司にぃはともかく、
皆で謝って、なんだか絆が深まったような気がした。
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凛(プロフ) - とても面白い小説をありがとうございました!!!!!!これからも頑張って下さい!!!!!!応援しています(*´ч`*) (2017年1月2日 22時) (
レス) id: b879c51270 (このIDを非表示/違反報告)
桜野カリン@フルートの基礎練疲れたなう(プロフ) - その育成ゲーム面白いっすよね！僕の推しは首落ちてしねよりの全員です！これからも応援してます！！ (2016年12月17日 11時) (レス) id: e26a6661a3 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - こんな兄達がほしいです！！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2016年12月15日 16時) (レス) id: 082bcd4484 (このIDを非表示/違反報告)
悠里(プロフ) - とても面白いです。その育成ゲーム()ハマりますよね。伊達組とニキ推しです。精神が安定したらでいいと思うので更新頑張ってください。上からに見えるかもしれませんが、応援してます。 (2016年12月15日 11時) (レス) id: 125ff204f4 (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈(プロフ) - とてもおもしろいです！ゆっくりでいいので頑張ってください！上からですいません！ (2016年12月5日 17時) (レス) id: 81821457aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使 | 作成日時：2016年8月11日 10時
