同じクラスの ページ15
……結局、最年長のどSさんに敵う筈もなく。
「ついたよー。……本当は遠回りしようかとおも」
「こら。A、ちゃんと道覚えた？」
運転してるのは、司にぃ。
彼方にぃは、司にぃと買い物へ行くのだとか。
司にぃがいいかけたことは聞かなかったことにする。
「…あ、一応！！
えっと…ありがとう。行ってきます！！」
車から降りて軽く手をふり、迷いつつも教員室へ。
担任の人は、穏やかな女性だった。
「今日、転入生の方がいらっしゃいました。
皆さん、仲良くしてくださるよう。
それでは、どうぞお入りください。」
そう。お金持ち学校のため、言葉使いが尋常じゃないくらい丁寧なのだ。
どう話せばいいのやら………。
「……えっと…は、はじめまして。
Aと、言います。
前は、普通の学校に通っていたので、
至らないところがあるかと思いますが、よろしくお願いします…！！」
緊張しかない……。
無意識に、うつ向いていた。
「……へ？あ、え！？A同じクラスなの？！やったぁ！！」
！？る、瑠璃ぃ！？！？？？
その後、口々に聞こえる言葉は、結構砕けた言葉使い。
「わー！かわいー！！」
「よろしくー」
「皆自己紹介！！男子一番はよ！！！」
……最後は砕け過ぎな気もするけど。
まぁ、なんだかんだで自己紹介もしてもらった。
そして、一番はよ！！と言った子(結歌ちゃん)とは、結構気があったり……。
「ねーりすぅー。この子とはどういう関係なのー？」
にやにやとしながら、結歌ちゃんがいう。
「だぁぁぁあああ！！！りすって言うのヤメテ！？
あのね！？Aは僕の妹なの！！」
どこか焦った表情の瑠璃。
そして、にやにやにゲス顔をプラスしたような顔をする結歌ちゃん。
「りす。」
「瑠璃だってば！！」
「りす。」
「瑠璃！！！」
「りす。」
「瑠璃！！」
「りす。」
「……もういいよ…。」
勝ったと言わんばかりのドヤ顔をして、結歌ちゃんは去っていった。
なんだったんろう…。
でも、ちょっと引っ掛かったこともある。
前から少し思っていたことなんだけど、
お兄ちゃん達って歌い手さんに声似てるよね。
司にぃは歌詞さん。
彼方にぃはそらるさん。
翔太にぃは天月さん。
真冬にぃはまふまふさん。
瑠璃は、りするさん。
ついでに、結歌ちゃんはいかさんっぽい……？
それに、さっきの言い合い。
りす、瑠璃。繋げれば、りするにもなる。
兄と、同じクラスの人は歌い手かもしれません。
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凛(プロフ) - とても面白い小説をありがとうございました!!!!!!これからも頑張って下さい!!!!!!応援しています(*´ч`*) (2017年1月2日 22時) (
レス) id: b879c51270 (このIDを非表示/違反報告)
桜野カリン@フルートの基礎練疲れたなう(プロフ) - その育成ゲーム面白いっすよね！僕の推しは首落ちてしねよりの全員です！これからも応援してます！！ (2016年12月17日 11時) (レス) id: e26a6661a3 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - こんな兄達がほしいです！！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2016年12月15日 16時) (レス) id: 082bcd4484 (このIDを非表示/違反報告)
悠里(プロフ) - とても面白いです。その育成ゲーム()ハマりますよね。伊達組とニキ推しです。精神が安定したらでいいと思うので更新頑張ってください。上からに見えるかもしれませんが、応援してます。 (2016年12月15日 11時) (レス) id: 125ff204f4 (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈(プロフ) - とてもおもしろいです！ゆっくりでいいので頑張ってください！上からですいません！ (2016年12月5日 17時) (レス) id: 81821457aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使 | 作成日時：2016年8月11日 10時
