佐野家の次女は目が見えない

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『ごちそうさまでした』



朝ご飯を食べ終わり
部屋で制服に着替えた後､玄関に向かう



エ「はい これ」



『ありがとう エマちゃん』



エマちゃんが渡してくれたのは白杖
私にとってなくてはならない物



ｶﾞﾗ



その時､玄関の戸が開く音がした



ド「マイキーいるか?」



入って来たのは



エ「ドラケン?!」


『ドラケン君だ』



ドラケン君 マイキー君のお友達で



ド「これから学校か?」


『うん そうなの ね エマちゃん』


エ「う うん//」



エマちゃんの好きな人でもある



『マイキー君ならまだ寝てるよ』


ド「マジかよ いつまで寝てんだアイツ」



はぁ…とため息をつくドラケン君


いつも ごめんね





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＊白杖…視覚障害者等の､道路通行に
著しい支障がある障害者が使う白い杖

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