佐野家の次女は目が見えない

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ ﾋﾟﾋﾟｯ…



『ん…』



鳴り響く目覚まし音を止め
起き上がる



エ「あ A おはよう」



『おはよう エマちゃん』



ちょうどよく
姉のエマちゃんが部屋に入って来た



エ「もう少しでご飯できるから
顔洗ってきなよ」



『ﾌｧ〜…わかった』



ゆっくりと立ち上がり
壁に手を添えながら洗面所へと向かう



顔を洗ったらそのまま
エマちゃんたちのいるリビングに行く


ﾍﾟﾗ…


新聞をめくる音
おじいちゃんかな


『おじぃちゃん おはよう』


祖「おはよう A」


よかった あってた


『あれ マイキーくんは?』


エ「まだ起きてない」


『そうなんだ』


エ「できたから先に食べよ?
マイキー待ってたら遅刻しちゃう」


『そうだね それじゃあ……』



「「『いただきます』」」



『この匂い…今日の朝ご飯は和食だね』


エ「正解!!」


今日もエマちゃんの作る
ご飯はとっても美味しいです

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