秋風に舞い散る桜

高校2年の5月

健人「俺と付き合って下さい」

散り始めたはずの桜が、私の頬を染めた

なのに

健人「ごめん。別れよう」

秋風に導かれるように

私の恋は、終わった

そんな私の前に突然現れた転校生、佐藤勝利

勝利「何。フラれちゃったの？笑」

第一印象最悪。だったのに

風磨「何かあったら言えよ」

相談相手は風磨だけでいい。はずだったのに

貴方がいないと寂しくなってしまうのは、どうしてだろう

冬を越えてその答えを見つけた時、私たちに本当の春が訪れる

main 佐藤勝利
sub 菊池風磨執筆状態：続編あり(完結)