【銀魂】いやそんなこと知ってますけど。【沖田総悟】

17話ですけど。 ページ20

夢主side



ちらりと沖田隊長に目をやる


あー、この顔はあれだな

早くサボりたいとか思ってるな


どうせ私のことに興味なんてないんだろう


『…それで、私がその昼の猫だと分かって私をどうこうしようとかあるんですか』


近藤｢いや！そんなのは特にない！｣


あ、そうですか、

何もそんなに元気に言わなくてもいいのに


でも元気ない近藤さんはただのゴリラ…？

元気があっても元気なゴリラか。


どっちにしろゴリラですね。ご愁傷さまです。


ザキ｢今分かっている情報はこのくらいです…｣


土方｢じゃ、ザキは引き続き昼の猫について調べとけ。解散。｣


解散の言葉を聞いた瞬間沖田隊長は立ち上がりスタスタと部屋を出てしまった


おそらくサボりに甘味屋にでも行ったんだろう。


仕方ない。


『…失礼します』


見廻りがあるため私も部屋を出ることにした


土方｢おいどこ行くんだ｣


土方さんの声に少しだけ後ろを振り向く


『見廻り行くんですよ土方くそやろう』


土方｢はぁ？！誰がくそやろうだよ！！！｣


聞こえない聞こえない←


・



・


・



『…あ』


神楽｢あ！！朝陽アル！｣


公園につくと神楽ちゃんがいた


今心情的に複雑なんだけどなぁ


あぁ、そうだ

神楽ちゃん夜兎だったよね


『神楽ちゃん、昼の猫って知ってる？』


神楽｢昼の猫…？うーん…｣


あれ、夜兎なら知ってるかなって思ったんだけどな


神楽｢あ！分かったネ！夜兎と同じ強さの奴らアル！｣


『うん、だいぶざっくりだけどあってる。
私昼の猫なんだって。』


神楽｢まじでカ？｣


『まじで』


へー…と何か考えるように手を顎あたりに持っていく神楽ちゃん


あ、これ言わない方が良かったやつだ

絶対やばい良くないこれ。


神楽｢よし、今ちょっとだけ私と戦ってみるアル｣


ほらぁぁ。


お目目キラッキラしてそんなこと言われたら断れないじゃん


神楽｢今は子供もいないし…ね、いいでショ？｣


『……ウン』


私悪くないよ。


顔面が可愛い神楽ちゃんの頼みを断れなかっただけ。ウン。私悪くない。


くそぅ。

18話ですけど。→←16話ですけど。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す