検索窓
今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:89,714 hit

ギアッチョに、甘えてみた。2 ページ5

「ねえ、ギアッチョ。甘えてもいい〜?」

「………はぁ?」

ふと思い付いたことを口にしてみれば、怒ったような声が返ってきた。

「……………、す、好きにしろ…。」

ギアッチョは、少し考えてからそう言って、本を読み始めた。
私は頷き、ギアッチョの隣に座り、彼の肩に頭をのせた。
そして、ギアッチョが読んでいる本を見つめる。
難しそうな字がずらりと並んでいる。
私はちらりとギアッチョの顔を見た。

「…………ん?」

赤い。真っ赤だ。
そんなに本の内容がやばいものだったのだろうか。
私がそんな変な事を考えていると、ギアッチョと目が合った。
瞬間

「え…?」

気がつけばギアッチョの胸の中。

「ギ、ギアッ……?!」

ギアッチョの顔を見ようと私は慌てて顔を上げた。
が、そこにあったのはギアッチョの唇。
キスをされている…そう気づいてから、どのくらいされていたのだろうか。
長かった気もするが、短かった気もする。

急にギアッチョは私の両肩を掴み、引き剥がすようにキスを辞めた。
顔は赤く染まっていた。汗もかいている。

「……っ……し、集中出来ねえだろうが!!馬鹿か!!」

そして、大きな声で怒鳴りつけてきた。

「………しかたない…から、俺からも甘えてやった…けどな!?別に我慢してたわけじゃねえし!?勘違いすんなよ!!サービスだかんな?!」

私に指を指しながら、顔を真っ赤にしてキレているギアッチョが、可笑しくて、面白くて、愛しくて。
私はたまらず優しく抱きしめた。

「はっ?!おま…!!」

「たまには素直になってよ、ギアッチョ。……さっきの、嬉しかったよ。」

そう言って私は彼に笑ってみせた。
ギアッチョは、目を見開いてしばらく私を見つめていたが、仕方ないというような顔をして、抱き締め返して頭を撫でてくれた。

「………愛してる。」

「私も。」

小さくて、呟くような告白だったが、それでも私はとても嬉しかった。
ギアッチョはもう一度、今度は優しく私にキスを落とした。

………………………
結果
ギアッチョが可愛すぎた。(

メローネがいない時に、ナンパされてみた。1→←ギアッチョに、甘えてみた。1


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

ラッキージョジョキャラ

康穂


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (131 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
163人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琥珀 - とぉっても面白かったです!(^▽^)/五部が、一番好きなので、とても嬉しいです。 (6月17日 10時) (レス) @page41 id: a245033b75 (このIDを非表示/違反報告)
たなかなるま(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます!!承太郎…自分も好きです(( 書かせて頂きます!! (2019年11月3日 16時) (レス) id: 9193e1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - リクエストいいですか?3部承太郎でナンパされてみた、を書いて欲しいです! (2019年10月26日 15時) (レス) id: 6fcf5b5b25 (このIDを非表示/違反報告)
らーめんぷりん(プロフ) - コメントありがとうございます!かしこまりました!書かせていただきます……! (2019年5月30日 22時) (レス) id: 9193e1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
supedoin(プロフ) - リクエスト良いですかぁーーーー!ジョジョの奇妙な冒険3部スターダストクルセイターズで、スティーリー・ダンで、Dキスされてみたを書いてくだしゃあああーい!(この、落ち着け欲望湧き過ぎ君め。アーンパンチo(●゚ー゚●)=○)゚O゚).。・) (2019年5月30日 21時) (レス) id: 70bb7036f0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たなかなるま | 作成日時:2018年12月17日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。