君の反応が知りたくて。[ジョジョ短編集]

リク☆ ディアボロに、嫉妬されてみた。2 ページ24

何分間沈黙していただろうか。
ボスはついに口を開いた。

「………なあ。A……。」

「うわぁい？！は、はぃ、何でしょう…。」

急に名前を呼ばれ、思わず素っ頓狂な声を出してしまった。

私がドキドキしながら、次の言葉を待っていると、ボスは不思議そうに私に尋ねた

「……何故か、お前が男と話したと聞いて心がモヤモヤするんだ…これはどうしてなんだ？こんな気持ちになったことがないのだが……。」

「えっ？」

私はその言葉を聞いて唖然とした。

私はそのボスが言う、モヤモヤの正体を知っている。

私が1番驚いたのは、ボスがそのモヤモヤを体験したことがなかった事だ。

「そ、それはどんな気持ち何ですか…？」

「その、話した男を思わず殺したくなるような…腸が煮えくり返るような…そんな気持ちだ。……Aは知ってるのか？」

私はその言葉を聞いてますます確信した。
そして………すこし、嬉しくもなった。

「それは……それは嫉妬ですよ。」

「嫉妬……？」

その言葉を聞いてボスは、少し険しい表情になった。
私は慌てて説明をした。

「自分が気になる人の関心が他へ向くのを恐れることから出てくる感情……だと思います。」

「…………そうか。なる程な。」

その声を聞いて私は頷いた。

その瞬間

「……んっ…？！」

私はボスに唇を奪われていた。

「き、急にどうしたんですか…っ…！」

「それ程俺はお前を愛してたって事だな……。」

「！！」

その言葉を聞いた私はだんだん嬉しくなってしまって、思わずボスに抱きついてしまった。

「？！A…？！」

「あっ、ご、ごめんなさい。嬉しくて…。」

私が慌てて手を放そうとすると、ボスに腕を掴まれ、再び抱き寄せられた。

「……謝るな。このままでいい……。」

「っ……」

私はキスされた恥ずかしさと、嫉妬してくれた嬉しさでいっぱいになった。

…………………
結果
嫉妬を知らなかったらしいです。知った瞬間Aさんのことが愛おしくなってしまったようです。
殺したいくらい嫉妬されてしまいましたね。うふふ。(

リク☆ ナランチャに、守られてみた。1→←リク☆ ディアボロに、嫉妬されてみた。1

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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ラッキーナンバー

8

ラッキージョジョキャラ

康穂

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