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侑「 ちょ⋯A、何をそんな熱くなっとん?一旦落ち着け、 」
侑はそう言いながら、宥めるように私を優しく抱きしめる
侑「 Aのことはもちろん信用しとる
ただ、どうしてもAのことが心配で心配で仕方がないねん 」
「 そんなに、心配しなくてもいいから⋯ 」
侑「 そんなこと言われても、今更無理やて 」
「 無理じゃない、頑張ってよ 」
だって、私のこと信用してるんでしょ?
「 私は、もっとお互いラフな感じに付き合いたい 」
侑「 ラフ⋯? 」
「 うん、異性とかの縛りはなしにして⋯ってこと 」
角名が言ってたように、きっと侑は私に依存してる
私も侑に依存してないって言えば、嘘になるし少しはしていると思う
でも結局依存ってどっちも苦しくなる、縛ってる方も縛られてる方も
付き合いたての頃の方が楽しかった
最近は少し、侑といるのが息苦しい⋯そう思ってしまうことが増えた
侑「 嫌や、そんなん!そしたらAに変な虫いっぱいつくやん! 」
「 いや⋯つかないから 」
侑「 じゃあ俺の事も縛ってええから!もうA以外とは話さん! 」
「 今まで通り喋ってください、普通に 」
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赤羽 - めっちゃ続き気になります!神です! (4月24日 18時) (レス) @page19 id: fb7eac3486 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ur | 作成日時:2024年3月22日 22時