元カノに降格しました【宮侑】 (ページ13)

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「ていうか私、言いそうになっちゃった昨日のこと」

角名「言っちゃえば良かったじゃん」

治「それこそ朝練どころじゃなくなるやろ⋯ 」

「それで昼休みにゆっくり話すことになった」

そう言うと、治と角名は顔を引き攣らせた

治「それはご愁傷様やな⋯ 」

「えっ⋯助けてくれないの？」

角名「おい、治の優しさに漬け込むのやめろ」

「じゃあ角名！お昼一緒に食べよ」

角名「絶対やだ」

即答⋯まあ、そうなるよね

角名「普通に聞けばいいじゃん、浮気したのかって」

治「角名、お前意外とサバサバ系なんやな」

角名「いや⋯？俺結構ネチネチしてるよ」

「それ自分で言っちゃうんだ⋯ 」

角名を怒らせると怖そうだな⋯なんかもし付き合ってて浮気したら
「浮気したでしょ？これ証拠ね」って淡々と浮気の動画見せられそう

角名「正直、喧嘩ばっかってしんどくない？」

「えっと⋯それは誘導してる？」

角名「束縛激しいと疲れるだろ」

治「もう誘導やな、これ」

「だね」

角名「お前は別に侑に依存してる訳じゃないでしょ
侑はAに依存してると思うけど⋯そんなの無視しろよ
ただ侑に色々言われるのが恐いだけ、そうでしょ」

そうでしょ⋯って言われても、そう⋯かもね

言ってもどうせ最後には
あの言葉で片付けられる⋯って思ってたのかな、私

いつしか喧嘩も、私が折れたらすぐ終わるって思うようになってた
喧嘩の原因はいつも私が悪い⋯じゃ、そろそろ納得いかないよね