元カノに降格しました【宮侑】 (ページ2)

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私がそう言うと、侑は満足したかのように私を抱き締めた

侑「てか、Aと別れるわけないやん！！！」

なら、冗談でも言うのやめてくれないかな

今はもう言われ慣れたからあれだけど
最初の方ガチ泣きしたからね

侑「なぁA、いつものやって仲直りの、」

「 ⋯うん」

なんなら、これが侑の本来の目的なんじゃないかと思ってきた

侑の首に手を回して、背伸びしてキスをする

でもただの軽いキスじゃ彼は満足しない、だから、

「あ、つむ⋯舌出して、」

侑「ん、ええ子やね」

侑はそう言いながら、優しく私の頭を撫でながら舌を出した

早く終われ、恥ずかしいったらありゃしない

これでも私は侑と喧嘩をしないように日々努力をしている
でもこの男、宮侑は本当に些細なことで喧嘩を吹っかけてくる

例えば、俺より先に治の方に挨拶した
角名のカメラロールに私が写ってた
休み時間に会いに来てくれない

などなど、他にも数え切れない程の小さな喧嘩理由がある

知らねえよ！！！
角名のやつに至っては角名がいけないだろ！？！？
あいつは盗撮魔だから私がつべこべ言われる意味が分からん