【文スト】素敵帽子の溺愛する彼女は最強無敵の電撃姫

電撃×14 ページ16

「へぇ〜でも芥川君、失敗しちゃったねぇ？」

『流石にもう師匠が負けたら、恥やあらへん？』


ニッコリ嫌味を込めて放つ

だが、こんなコトを気にする奴じゃない


「A、こっちに来る気はないかい？君には、光が似合うよ」


そう言う太宰に今にも羅生門で飛びかかりそうな芥川を手で制す

『すまんが、あてには光は眩しすぎてなぁ』


「だったら、私が君の前にいて影を作ってあげる」

断っても熱心に勧誘して来る太宰



『太宰。あてはなぁ、ポートマフィアに忠誠を誓ってはおるが、それはポートマフィアが好きだからっちゅう理由やあらへん。あん場所が中也の居場所やからや。』


「君は昔から何を言ったって私になびいてはくれないねぇ」

困ったように笑う太宰。


あてに背ぇ向けて人虎等を担ぎ歩いていく。

「気が向いたらいつでもおいで」


待ってるからと言って路地裏から消えてった。

後ろにいる2人に声をかける。


『帰ったら反省会やなぁ？』

そう言うと膝をつき臣下の礼を取ったのが気配でわかった。


それに笑いをこぼしマフィアの本部に向かい歩いていく

(眩しいなぁ…

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