【文スト】素敵帽子の溺愛する彼女は最強無敵の電撃姫

電撃×10 side芥川 ページ11

かけられた映像に目を見張った


鳴神は言うより見た方がええやろ というAさんの気遣いでかけられたビデオ


Aさんが電圧を最大まで高めるとコンクリートがパラパラと崩れていく


次の瞬間、Aさんは海の上にいた。


気になってAさんを見ると

『鳴神は威力が強すぎてなぁ、水を鑑賞材料にしないと計測もできないんよ。まぁ、言わば奥の手ってやつや』


と、説明してくれた


映像に目を戻すとAさんは既に空に手を掲げ放つ直前だった


『天が咆哮の嘆きに散れ』そう言うと頭上には非科学的な光輪が広がりバチバチと揺れている


光輪の間に一筋の光が射したかと思うと、
雲 が 空 が 海 が、割れた





放った後でも周囲はバチバチと轟いている


理不尽な迄の圧倒的力の前に言葉がなくなった


『威力は…そやなぁでかい水爆1個分や』


その笑みは不敵で、彼女が何か神聖的なものに感じた


side 芥川 – end –

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