天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

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『………………え？』

ペーやんに近づいたマイキーの後ろから知った声が聞こえた

独特なタバコの匂いを連れて

『し……しゅ、う？』

マイキーの目の前に立つのは確かに修だった

いつものふざけた顔ではなく珍しくちゃんとした顔だった

………いや、本当にちゃんとした(？)修を見るのは久しぶりなのだ

決して罵った訳じゃないから安心したまえ←

ﾏｲｷｰ「……だれ？Aの知り合い？」

修は1泊間を置いて

ｼｭｳ「……だりぃ…」

と言いながら雨に濡れるのもお構い無しにマイキーの方に近づいた

いや……傘の子の意味は！？

ｼｭｳ「俺が誰とかどうでもいいけど……一応今“仮”で愛美愛主(メビウス)を仕切ってる、半間だ…そこのAチャンの従兄弟でもあるぜ」

修はその言葉の後にこっちを見つめた

うっすら微笑んだ気がしたけど…それ以上はなんか怖くて見れなかった

ﾏｲｷｰ「お前が裏でネチネチしてるキモイやつ？」

そう言ったマイキーを修は少し見つめ、ふっと笑った

ｼｭｳ「めんどくせぇなぁ…マイキーちゃn」

マイキーは修に蹴りを食らわせた

『っ！！修……っえ？』

吹き飛ばされる…そう思ったのに

修はマイキーの蹴りを両腕で受け止めた

さすがのマイキーもこれには驚いている

ざわめきが広がる

ﾐﾂﾔ「マイキーの蹴りを止めた…」

ｼｭｳ「そんなに急ぐなよマイキー、俺の目的は東卍潰し…Aチャンがいるのは予想外だったけどな……かったりぃから内部抗争しよう…でも結果オーライかなぁ」

そういう間に愛美愛主(メビウス)のメンバーが集まってくる

ｼｭｳ「これで無敵のマイキーを…この手でぶっ殺せるからなぁ！！」

あぁそれと、と修は私の方を向いて言った

ｼｭｳ「天下無双の黒天使も殺そうと思ってたけど、気が変わった……｣

修はなにかどす黒いものを纏った目で、まるで蛇のような鋭い目でこっちを見た

ｼｭｳ｢こっちに引きずり堕とす」

私はそれこそ蛇に睨まれた蛙のようにその場から動けなかった

三ツ谷は私をその目線から庇うように私の目の前に立った

修はその様子にふっと笑ってまたマイキーの方に向き直った

ｼｭｳ「愛美愛主(メビウス)！！総勢100人！対して東卍は5人！前みたいに日和んじゃねぇぞテメェら！！｣

そこで修は愛美愛主(メビウス)のメンバーに向き直った

ｼｭｳ｢おれは長内みたいに甘くねぇからよぉ！」

ﾒﾋﾞｳｽ「「「「「「「「「うっす！」」」」」」」」」

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