侍少女は魔法使い。 (ページ32)

今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:17,465 hit

30 ページ32

ホグワーツ特急に乗ってキングス・クロス駅に向かう。

ハーマイオニーと同じコンパートメントに乗りながらたくさんの話をする。

ハーマイオニーにもコインを渡し、またいつか暇なときにでもこっちにおいで、と言っておいた。

そしてお別れの時間。

ハー「A！クリスマスプレゼントを送るから、楽しみにしておいてね！必ず手紙も送るわ！」

「ん。ありがとね。私も送るよ。」

ハー「まぁ！楽しみにしてるわ！！」

そう言って、ハーマイオニーとわかれた。

ハーマイオニーの背中が見えなくなったとき、私に近づいてくる人が1人。

「どうしたの？ドラコ。」

ドラ「挨拶だけでもしておこうと思ってね。」

「そっかぁ。クリスマスパーティ、楽しんでね。」

ドラ「あぁ。Aは仕事、だったか？」

「うん。」

ドラ「クリスマスまで仕事なんて...将来社畜にでもなりそうだな。」

「うわ、絶対なりたくないわ～。案外将来ニートになってるかもよ？」

ドラ「君ならやりかねないな。じゃあまた、休暇明けにホグワーツで会おう。」

「うん。良い休暇を。」

ドラ「あぁ。Aも。」

そうしてドラコに手を振り、彼の背が見えなくなったところでポケットからコインを取り出し、上に向かって弾き飛ばした。

そして落ちてきたコインをキャッチすると、見慣れた家についた。

『ただいま～、って言っても返ってくるわけけど。さて、どれだけ溜まってるかなぁ。』

そう言って机の上に置かれている書類を見てみる。

うわぁ、めちゃくちゃあるじゃん。

どこそこのヤクザを潰してくれ、どこそこのお偉いさんの暗殺、何日の何時から武器の取引があるからそれを潰してくれ、、多いなクソが。

そう思いながらも書類に書かれてある電話番号に電話し、依頼を引き受けるという内容を伝える。

それからは毎日戦闘、戦闘、戦闘。

気づけばクリスマスの日がやってきていた。

朝目を覚まして布団からでて、部屋を見渡すと、そこには大量のプレゼントが届いていた。

ハリーからは大量のお菓子。

ロンからはこれまたお菓子。

ハーマイオニーからはお菓子とネックレス。

ハグリッドからはお菓子と魔法生物の本。

ドラコからはめっちゃくちゃ高級そうなお菓子と暖かそうなマフラー。

ネビルからはお菓子。

フレッドとジョージやシェーマス達からもお菓子が送られてきている。

私が大食いだから皆お菓子送りやがって。

めちゃくちゃ嬉しいぞコノヤロー。