驚きと苦笑い ページ40
3日後、5月6日。
今日は遠征最終日にして、烏野高校との練習試合の日だ。
いつにも増して皆気合いが入っているらしく、いつも起きるのが最後の方の犬岡や黒尾先輩も、他の人と変わらない時間に起きていた(研磨はいつも通り1番最後だった)。
「ほら研磨、シャキッとしろー」
「クロうるさい」
猫背の研磨の後に続いて外に出る。
今日は烏野の方がこちらに来てくれるらしく、いつもよりバタバタしないで済むのでちょっと嬉しい。
少しして、黒ジャージの集団がやって来た。
まず間違いなく、烏野の人達だ。
1番先頭に居た人がこちらに気付き、「集合!!!」と声をかける。
主将のようだ。
黒ジャージの軍団と向かい合って、挨拶をした。
「あ゛!!?」
突然大声が聞こえてそちらを見れば、見覚えのある少年。
研磨が『翔陽』と呼んでいた子だ。
研磨、音駒高校って事言ってなかったんだ・・・。
そりゃ驚くわ。
烏野の1番小さい人と坊主頭の人から注がれる視線に気付かない振りをして、苦笑いをした。
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一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2018年8月20日 23時