好きなタイプと楽しい時間 ページ34
「じゃあ次は、山本!」
「は、はい!えーと、その・・・好きなタイプってどんなですか」
謎に敬語な山本先輩の質問。
好きなタイプか・・・考えた事無かったな。
「ん〜・・・顔良し頭良し運動神経良し、性格は悪くても良いけど優しくしてほしいですね」
「理想たっか!」
「うるさいですよ、黒尾先輩。言ったじゃないですか、理想像のハードルが一般女子よりかなり高いって」
「従兄と幼馴染と親友の所為で、だろ?ソイツ等全員、そんななのかよ」
「はい」
「どうなってんだよ、お前の周り・・・」
呆れられた。
仕方ないじゃないですか、従兄なんて自分じゃ選べないし。
「じゃラスト、海な」
「それじゃあ・・・今までの人生で、1番楽しかった時間っていつだ?」
「渋い」
「男子高校生が女子にする質問じゃない」
ははは・・・。
夜久先輩と黒尾先輩に同意です。
でもまあ、この答えは考えるまでもなく決まってる。
「去年の4月から、今年の3月までの1年間ですかね。特に2月」
暗殺教室で過ごした1年間は、かけがえのない私の宝物。
皆がぶつかり合って、答えを出して、せんせーや皆とバカやって、暗殺して・・・。
「そう」
本当に楽しかった事が伝わったのか、海先輩は微笑んでくれた。
仏オーラ凄いっす。
462人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2018年8月20日 23時