マネちゃんは暗殺者

休憩と質問大会 ページ31

荷物の整理をしたら、暫く休憩。


部屋でゲームをしようと思ったけど、黒尾先輩に呼ばれてしまった。




「お、Aちゃん来た」




黒尾先輩に手招きされて、皆が座っている輪に加わる。




何するんだろう。




「よし、じゃあ質問大会すっか！」


「「「「「・・・はい？」」」」」




黒尾先輩の突然の発言に、思わずハモりながら聞き返す。


どう言う意味？




「音駒はチームワークのチームだ」


「それは分かってる」


「それがどうして質問大会と繋がるんですか？」


「いいか、チームワークを良くするにはお互いの事をよく知る事が大切だ」


「・・・だから、質問大会？」


「おう」




自身満々に頷く黒尾先輩に、頭を抱える。


先輩にこんな事言っちゃいけないだろうけど・・・アホだ。




「じゃあ、始めるかー」




皆を見渡しながら言った黒尾先輩の言葉に、少なくない人数の目が輝いたのが分かった。


まあ、楽しそうって気持ちは分からなくもないけど。

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