実力と良い人 ページ19
翌日から、1年生の仮入部期間が始まった。
今日から、1年生も練習に参加していく事になる。
流石守りの音駒と言うべきか、新入部員は初っ端からレシーブの猛特訓をするようだ。
夜久先輩が中心となって、指導していく。
私はそれを横目で見ながら、仕事をしていった。
記録をコーチに頼んで、スポドリとタオルを用意。
それが終わったら、記録をコーチに代わってつけていく。
わ、あの子上手いなあ。芝山君、って言ったっけ。
うわ、あの人ボールをスッゴイ方向に飛ばしてる。初心者なのかな。にしても背ぇ高・・・!
同じクラスだった気がするけど・・・名前、何だっけ。
色んな実力の人が居て、見ていて面白かった。
「Aちゃん、帰るぞ〜」
部活が終わり、黒尾先輩に声をかけられる。
その後ろには研磨や夜久先輩、海先輩達が居て、今日も送ってくれるんだと意外に思った。
だって、昨日の私の喧嘩の強さみたら、送らなくても大丈夫かって思わない?
私と居るから不良に絡まれる、って可能性も無くはないし。
だから、そんな事は全く思っていなさそうな先輩達が、E組の皆と重なって見えた。
良い人に囲まれてるなあ、私。
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一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2018年8月20日 23時