スポドリ作りと名前 ページ11
「じゃあ、今からスポドリ作るんだけど・・・作り方って分かるか?」
「あ、はい。中学の頃もマネージャーやってたので」
そう言うと、パッと笑顔になってくれる。
「マジか!経験者が入ってくれて良かった!ほら、ウチ今までマネージャー居なかったからさ、選手が一から教える事になって大変になったら嫌だったから」
まあ、そりゃそうだよね。
任せて下さい、性格悪い私の事が嫌いだった人も、仕事の腕は認めてくれてましたから。
「それじゃあ、取り敢えず今日は一緒に作るか。人数とか、どれが誰のボトルかとか、分からないだろ?」
「そうですね。ありがとうございます」
この人、良い人だ。
バレー部全員がこんな感じなら、上手くやっていけそうだな。
イライラする事が無いから、うっかり暴言吐いちゃう事も無いし。
暴言吐かなければ性格悪いのもバレないもんね。
イジるのが好きなのは、Sっ気があるって事で、性格悪い事には繋がらないし。
「これは研磨の。黒で長めの髪のセッターがソイツ。苗字は孤爪な」
何となく分かった。この人、出来る人だ・・・!
ボトルが誰のかを教えながら、同時に名前まで教えてくれる。
特徴付きだから、分かりやすいし。
「これは山本のだな。ほら、君が自己紹介した時に大騒ぎしてたヤツ。名前は猛虎」
5人目位までいった後、コチラを見る。
「ここまで分かった?今日は覚えなくても大丈夫だけど・・・」
気を遣ってくれてるのが分かるけど、不要ですよ。
だって私、
「1度聞いた事は絶対忘れないので、普通に続けちゃって大丈夫ですよ」
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一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2018年8月20日 23時