生まれ変わるなら女の子 (ページ19)

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ドラケンが梵のヤツと会っているとしても

本人が引退したと言っている+喧嘩をしていないし

しかもアレが会っていたのではなく

嵌められたのでは？と考えるとキリがない。

まあでもうちのボスが三天を統一するのも

時間の問題だしそれが統一すればどうせドラケンも

また俺の前を歩いてくれる。

そうキリのない自問自答を繰り返す。

三途もまた

俺と同じ事なのか違う事なのか

何かわからないが考え事をしている。

九井くんは相変わらずお金を数えている。

九井『千國も落ち着いたし帰るぞ』

三途『おう。』

九井くんとは基地を出てすぐに別れた。

三途『お前さ、』

「ん？」

三途『．．．やっぱなんでもない』

「そこまで言ったなら言えよ〜」

九井くんに買って貰ったタバコに火を付けながらそう言うと

三途にタバコを取り上げられる。

「．．．はあ？」

三途『なにタバコ吸ってんだよ。』

「お前だって吸ってたろ？」

三途『は？何言ってんの？』

「禁煙でも始めたのか？」

突然ヘビースモーカーに止められたので腹が立った。

そう言えばここ最近

コイツがタバコ吸ってるの見てない気がする。

「あ、お前やさいの頻度前より明らかに増えてるけど病んでんのか？」

三途『やさいの量ならお前に負けるよ。』

「俺は中毒じゃないからいーの。」

妙に大人っぽくなった三途に寒気が止まらないが

これも人生だよなと思い三途に寄りかかると叫ばれる。

三途『お前っ！！』

「．．．は？！？おい！三途！？！？」

アイツは気を失っていた。