【本編小説】この夏は君と。 (ページ6)

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◆ゲーム日和［朝黄沙耶香］ページ6

ゲームの音で目が覚める。
見るとスマホの中には自分のキャラクターが...
寝落ちしてまったらしい
そんなことはよくある事だ。
スマホを閉じて窓の外を見る
晴れている空が広がる
今日はゲーム日和だなと思い窓を開ける。
そして制服て着替えてその上にパーカーを着る。
部屋を出て、階段を下りて、
ママにおはようと声をかけ顔を洗いにいく。

そのあとダイニングテーブルに座る
今日の朝ご飯は目玉焼きをのせた食パンだ
サクッと音をならし食べる。
すると、
「沙耶香宛に手紙が届いてるけど」
とママがいい手紙を受け取る。

なんだこれ？と少し重たい封筒を机に置き
食パンをまた食べ始める。
スマホを見るとゲームの新情報の通知が
お！と思い確認する。
食べ終わり
ごちそうさまーといい部屋に戻る。

その手紙を開けてみるとたくさんの写真に
コトっとひとつの鍵が机に落ちた。黄色の宝石がついた鍵が。

「オシャンティーやな」

と呟き
なんだろうと思いながらも
写真を見る
ゲームでありそうな場所だななんて思う
いつでもゲーム脳な頭を何とかしたい...
そんなことを思っていると
長文が書いてある手紙が見つかる

「うげ...」

めんどくさいと思いながらも読み続ける

『ここで、ひと夏の思い出を作りませんか？』

招待状らしい
今までの夏の思い出が蘇る
返事どうしようと思っているともう家を出発する時間だ

「やっべ！！」

急いで準備して道路を駆け抜ける

「あっゲーム機忘れた...」

忘れ物を取りに帰る時間も無く
青い空の下を走った